しかし新弾実装前日の6/27にある事件が起こった。
なんと
ヘクターのナーフが解除されたのである。
いかんでしょ
ナーフ解除はシャドウバースでは初の試みであり、かつての最強カードの復活にある部員は震え、ある部員は脱糞した。
同弾の
新カードを取り込み、再び彼の行進が始まった。
なお、その代償としてケリドウェンがナーフされた模様。
BOS環境初期は
天狐が健在だったので大人しくしていた。
天狐のナーフ後しばらくはアンリミテッドは様々なデッキタイプが乱立する環境となり、対応力の高いミッドレンジネクロの立ち位置はよかったのでヘクターはかなり暴れた。
事件はこれだけでは終わらない。
環境後期の幕開けを告げるアディショナル追加で、ネクロマンサーに新レジェンド
グレモリーが追加されたのである。
アンリミでtier1のデッキの中では1人だけ強化された形となり、ヘクターはグレモリーを引き連れて前まで互角だった復讐や土アグロをボコボコにして環境を支配し、同じくアディショナルで大きく強化された
闇蝙蝠ヴァンパイア、蝙蝠メタとして増えた
リノセウスOTKエルフと
*29月環境を
阿鼻叫喚の地獄へと変貌させた。
二種類のOTKデッキを相手にしても先に殺せばええやんとばかりにパワーでゴリ押すその姿は「悪夢を凌いだ男」の名に相応しかった。
グレモリーの働きもあって、ヘクター卿率いるミッドレンジネクロの9月上旬の勝率は
Nヴすら超える58.7%で当時の歴代最高勝率を叩き出した。ミラーを除けば勝率6割でこの記録は現在でも2位である。
暴れすぎた罰としてグレモリーはアンリミ1枚制限を食らったが、ヘクター卿はナーフも制限も逃れた。
というかグレモリー1枚制限でもアディショナル以前より、かなりブッ壊れてるんですがそれは。
十禍絶傑では、
冥界の番犬・ケルベロスというとてつもない核弾頭も追加され、やはり彼の行進は止まらない。
しかし
黄金都市と
詠唱:禁じられた儀式のコンボによって貴公子も効果を発揮しにくく前から対抗馬として出ていた蝙蝠が大幅に強化されたこともあり流石のヘクターも環境からいなくなる……わけがなかった。
フェイドラやOTKエルフの存在もありそもそもヘクターが出せる7ターン目まで試合が続くこと自体が少なかったがBOSからの相棒
骸の王が環境に刺さっていたため5強の1つとして相変わらずトップにいた。
そして10月末に
グレモリーがエンハンス7にナーフされてしまったがガルミーユと蝙蝠も同時にナーフ。
特に蝙蝠はかなりアンリミを意識したナーフを受けた為環境から一旦姿を消すことになり、アンリミはまたヘクターの天下となった。
11月末、勝率58.5%使用率14.5%という相変わらずの数値を叩き出した為、前代未聞のアディショナル直前にナーフという仕打ちを受けることになる。
スカルリングがナーフされ相棒の
骸の王が死に3コスのムーブが安定しなくなるが勝率2位のフェイスドラゴンもヒッポちゃんをナーフされたので結局アンリミはヘクターの天下に。
11弾パック次元歪曲でも相変わらず強いのでシャドバ史上最長の8ヶ月連続でトップを取ったことになる。
*3というか実装されて2年近く経つのに強くなかった時期が5ヶ月程度しかない。
そろそろナーフするべきなんやないの?