あの
夢の国製の土の印。
効果はラストワードで1ドロー至ってシンプル。
印が弱いと言われていた従来のコントロール寄りの土ウィッチの安定性に大きく貢献した。
それだけでなく、同パックで追加された俺の名は。こと
若レヴィや
オズ、もてあまし気味だった
奇術師や
変異の雷撃を活かしたアグロ土ウィッチも開発にも寄与した。
ニュートラル軍団が環境を支配していた頃は鳴りを潜めていたものの、SFL後期辺りから強デッキの一角として環境に躍り出たり出なかったりしている。
ローテーション落ち直前のBOSアデショナルにてアクセラレートでエンスナしながらこのカードを出す
殺戮の魔女・ヴェスパーが追加された。
更にROGにてまさかの再録。
STRの秘術ウィッチは
ラビットメイジでも採用せざるを得ないほど土の印不足であったので素直に嬉しい追加だった。
でもイラストが前とほとんど同じ…というか若干構図が変わっただけでやや手抜きっぽく見えるのは内緒。フレーバーテキストはどちらもユーモラス。
その後長らく活躍したが、FOH期限りで2度目のローテ落ちを迎えてしまった。
同時に秘術ウィッチも低迷してしまったので、再々録や類似カードの登場が待たれていた。
時は
スタック実装のDOC。
禁書庫の番人の結晶1という、場を離れたときにドローするまさかの大釜の上位互換が登場。
ついでに大釜はスタックされる時にラスワが発動しないという裁定を貰い大幅に秘術内での地位を低下させてしまった。
…だが
スペリオルコントラクターや
アシッドゴーレム等のフィニッシャーを得た土ウィッチ自体は非常に強くなったので、それに入る大釜の立ち位置はアンリミ環境全体で見れば上昇したと言えよう。何があるか分からんね。
ルインソーサラーも登場しますます大釜の立場が脅かされたが、採用率低下には至っていない。
果たして現役引退の日は…来ないだろうか。
流石に
群青の魔女が出るとほとんど採用を見ることはなくなった。上位互換が3枚も出ないと一線を退かなかった化け物である。