第16弾カードパック「ナテラ崩壊」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。ビーストドミネーターのリメイク。

ファンファーレで出てくるキャタラクトビーストは専用のトークン…ではなくバハムート降臨で実装されているフォロワーである。キャタラクトビーストは6/4/6の「交戦時 相手のフォロワーすべてに1ダメージ」という能力のフォロワーで、これが守護を持つ。つまり、この守護をどかすには1点とはいえ自分のフォロワーが1ダメージ受ける必要がある。

本体は渇望状態なら自動進化することができ、進化後には「攻撃時 相手のフォロワーすべてを-2/-2する」という能力が付く。もし、体力が2以下のフォロワーに攻撃したならそのフォロワーを破壊したうえで相手の他のフォロワーの攻撃力を下げることが出来る。もちろん、他のフォロワーの体力が2以下ならそのフォロワーを破壊することも可能。体力が3あってもキャタラクトビーストの交戦ダメージ込で破壊できるので、制圧力はなかなかのもの。

なおこの効果は、現状では数少ない「相手の体力を0以下まで減らせる」効果である。そのため、複数回殴る必要があるため現実的ではないが、ヘヴンリーイージスでさえも破壊することが出来る。


本体もお供もAoEに秀でたフォロワーと言えるだろう。

プレリリースではあまり注目されなかったが、WUP環境初日から暴れすぎた【機械エルフ】に対し強く出られることから注目され始め、ナーフ後に脚光を浴びることとなった。

盤面制圧力が非常に高いことから、コントロールはもちろん、【機械ヴァンパイア】にも渇望に入るためのパーツと共に採用されるなど、ビショップで言うクルト並の汎用性を誇る。

上記の通り除去性能が高く、デッキによっては守護を持ったキャタラクトの処理ができずに詰むこともあるため、6ターン目に出たネレイアを如何に少ないリソースで倒せるかが当時の強デッキの基準となっていた。

その後、ターミネイトマシンベア、ナイトメアイーター、フォレストダーク・レオネルなどこのカードを単体で処理できるカードが増えたため全盛期の制圧力は失ったが、FOH環境でも昆布の主要カードである。

• ビーストドミネーター
• キャタラクトビースト
• サディスティックナイト

神バハの元カードは「オーバーロードドミネイトデモン」だが、過去最大と言っていいレベルのイラストナーフが行われている。

シャドバでは初の体力を減らす除去*1であるが、やはりMTGではわりかし見かける効果である。
MTGでもタフネス(体力の最大値)が0以下になるとルールによって墓地送りにされるため、破壊不能(ダメージを受けないとカードの能力によって破壊されないが合わさったような耐性)持ちすら除去できてしまう。