蒼空の騎士にて登場したネメシスのトークン。
タイプ:アーティファクトを持っている。
当時は人形ネメシスの中盤を支えるために活用された。と言いたいところだがBOS期は攻撃型が多く使われており影は薄いようでもあった。しかし、疾走札が止められる数少ない人形ネメシスのカードであったし、余ったPPを使い切れるエンハンスも便利ではあった。
第十弾カードパックの
十禍絶傑では、
タイプ:アーティファクトをもつこれと
相方をデッキに加える
流体使いが登場。しかしOOT期のアーティファクトネメシスは小型アーティファクトで盤面制圧をして、新カードの
オートメーションで扱いやすくなった
レディアントアーティファクトを叩きつけていくスタイルだったので、
機動鎧装などと組み合わせるようなコンボなどでない限りあまり採用されることはなかった。
十一弾カードパックの
次元歪曲では、アクセラレートでこれらをデッキに加える
世界の扉・ティルが登場。なかなか使い勝手が良いものであり、
すり替わりの代用とされることもあったが、同弾で
異次元からの侵略が登場したため、消滅札としてはライバルが多い状況だった。
AFネメシスでは
生命の量産でデッキに仕込むことはできたが、ドロー効果を持たないため処理用としては
エンシェントアーティファクトに近い用法であった。加速マキナ下であればPPの踏み倒しが存分に行えるため0コストでプレイできエンハンス置きの実質2コスト中型守護+処理として有用であった。
侮蔑の絶傑・ガルミーユや
アジ・ダハーカなどの強力なダメージソースからリーダーを守ることができる。
次弾の
鋼鉄の反逆者においては、ローテアンリミを問わず使われる有用トークンとして重宝される。ティルが、フェイスドラゴンのパワーカードである
フルメタルドラグーン・バイロンに対処できる上、加わる防御型が上述の
侮蔑の絶傑・ガルミーユを始めとした
天空の覇者・フォルテなどのダメージソースを容易に通す事がないため量産をかけて増やすことができればアグロを詰ませることができた。
ローテーションでは
時空転生組がローテ落ちしてネメシスが壊滅的打撃を受けたため、これまで通りの運用は難しくなった。しかし2/3/3のオーバースタッツは非常に優秀であり、新カードの
メカニカルガンナーを使用した2T
流体使い3T
メカニカルガンナー4Tゴーレムのコンボは非常に強力である。ドローを持たない欠点が
機構の解放によって補えるようになったのも嬉しいところ。エンハンスのスタッツアップにより新セレスを上から取る事が可能なのも高評価点の一つである。
時は流れUCL期、長らくこのカードに関連するカードは実装されていなかったが、アディショナルカードにて結晶を介し、
相方共々手札に加える事ができる
ヴァーテクスコロニーが登場した。しかしネメシス自体が斜陽でありUBを期待されていたこともあったため、コロニーは期待外れの
烙印を刻まれることとなった。
次弾のナテラ崩壊では、
パラダイムシフト関連による種類数軸アーティファクトの超強化によってこれまでよりもコロニーが活躍しやすくなったため、見る機会は増えていくだろう。
2弾後のSORにて、
暗獄の遣い・ジャスパーが登場。エンハンスによって扱い辛かったゴーレム達だが、ジャスパーの登場によって取り回しの問題は解決された。また、ジャスパーは6種破壊の条件で無料進化も持っているので、一度のバトル中にゴーレムを複数回出すことも容易となっている。面構築とパラシフのコスト下げを任せるにも十分な働きを見せるようになった。スキャンで抽選されやすくなるのが痒い所だが、その分のリターンは十二分にあるといえよう。