第17弾カードパック「運命の神々」にて登場したシルバーのヴァンパイア・フォロワー。アルカナカードの一人。

3コストとして標準的なスタッツに、1ドローと復讐状態でないなら自分に、復讐状態なら相手に2ダメージを通せる。
3/3を出しつつドローできるのは便利だが、自傷がやや痛く、特別強い使い方ができない点はネックか。

使うならやはり復讐軸で使いたいが、3コストの競合が多いうえにFOH期の復讐ヴァンプがパワー不足ということもあり、現状今一つ地味なカード。
…と、いうのがFOEアディ前の評価。

アディショナルにてバアルが実装。環境直後はあまり姿を見せなかったが、徐々にバアルヴァンプという型が流行。
特に環境に蔓延していたウィッチに強く、rageでも優勝者に使用されるなど活躍を見せる。
このカードもほぼ３積されており、スタッツよし、ドローよし、自傷して復讐状態に近づくもよし、バーン飛ばしてよし、バアルに融合させてよしと
これでもかとデッキに噛み合った活躍を見せている。
やはり追加カード１，２枚でデッキタイプが増え、ここまで評価が変わるのはシャドバではよくあることなのであった。

「悪魔/The Devil」は、タロットカードの大アルカナと呼ばれる15番目のカード。
鎖でつながれ、角が生えてしまったアダムとイヴを見下ろす悪魔が描かれている。ご存知失楽園の一幕である。意味するところは「誘惑」「堕落」、またそこから生じる「悪意」「破滅」を示すネガティブなカードである。
ただ見方を変えれば、この悪魔がアダムとイヴを楽園から追いやったことで人間の世界が生まれたということでもあるので、「心機一転」というプラスの解釈もできる。

タロットとしての意味は、

正位置の意味
裏切り、拘束、堕落、束縛、誘惑、悪循環、嗜虐的、破天荒、憎悪、嫉妬心
逆位置の意味
回復、覚醒、新たな出会い、リセット、生真面目。