おんJシャドバ部 - 沸騰

概要

液体から気体へ相転移する気化が、液体の表面からだけでなく内部からも激しく起こる現象である。(Wikipediaから引用)

よく見る沸騰は「水」だろう。というか水以外の沸騰を日常生活で見ることはまずない。
水の沸点(沸騰する温度)は地上では100℃であるが、気圧が低くなる(山に登る等)と低くなっていく。
また、沸点を超えても沸騰しないことがあり、この状態で何らかの刺激が加わると「突沸」という大変危険な現象が起こる。この現象を防ぐために小学校の理科の授業では「沸騰石」というものが使われる。

以下突沸と沸騰石について少し詳しめの解説

様々な物質の沸点

2754℃水銀357℃酸素-183℃
アルミニウム2486℃100℃窒素-196℃
食塩1467℃エタノール78℃水素-253℃
この表からわかるように、普段液体の状態で見る物質の沸点は比較的低く、固体で見る物質の沸点はかなり高い。逆に普段気体で存在している物質の沸点はかなり低い。
ちなみに、サントリーから出ているお酒には「-196℃」という文言が描かれているが、これは「-196℃製法」というものを用いているため。表でもわかるが-196℃は窒素が液体で存在できるギリギリの温度であり、この温度で果実を凍らせることでおいしいチューハイが作られているのだとかなんとか。筆者は飲んだことないけど…

余談 温度の単位についてのあれこれ

シャドバとの関係

ここまで読んで「あれシャドバ関係なくね?」と思われる人も多いと思うが、まずはこちらを見てほしい。

これは「ナイトメアイーター」が登場した際にGameWithで紹介されたときの画像であるが、「魔将軍・ヘクター沸騰させる」と書かれている。これは彷彿ほうふつ(よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること)の誤植であるのだが、誤植のせいでヘクターがグツグツ煮られてしまっている。(おそらくは、元の下書きがありそれを担当者が書き写したのであろうが、担当者の教養がなかったためにその際に誤植してしまったのだろう。文脈で察せよ)
現在は修正済みであるのだが、この誤字はなかなかにインパクトが強く、スレやwikiでも彷彿の代わりに沸騰と書かれる事態が多発している。初見じゃまず意味が分からないがこういう事情があるのである。

沸騰させるカード一覧

ヘクターを沸騰させるカード

モノを沸騰させるカード

全身からアドレナリンを掻き出し、この身体の中の血液を沸騰させるカード