おんJシャドバ部 - 復讐
復讐
復讐は「自分のリーダーの体力が10以下」という状態を表すキーワード。「復讐状態なら〜」と書いてある能力は、自分のリーダーの体力が10以下のとき働く。

概要

復讐とはシャドバにおけるキーワード能力の一つで、ヴァンパイアのクラス特性。「自分のリーダーの体力が10以下」という状態を表す。「復讐状態なら〜」という能力は、絢爛のセクシーヴァンパイアを引いたとき自分のリーダーの体力が10以下のとき働く。
復讐状態を条件とする能力が発動したとき、発動させたカードが赤黒いオーラを纏うという演出が発生する。
ヴァンパイアを使う時・相手にする時はこの復讐状態を十分に意識しておく必要がある。

いわゆる「復讐ケア」と呼ばれるものが存在し、相手を復讐にいれないためあえて攻撃しない行動である。これを怠ったがために負ける試合も少なくないからだ。ある意味ではヴァンパイアを握っているだけで相手に攻撃を躊躇わせる能力を持っているともいえる。
復讐ケアをするときは相手の自傷カードにも気を付ける必要がある。たとえば相手を復讐ケアで11点にしたとしても、1点自傷されてしまえば復讐に入る。そのためどれほど攻撃しライフを削るのかはよく見極めたい。

バトル後半に発動するという意味で似た効果にドラゴンの覚醒があるが、復讐は更にリスクが高く不安定なのでその分復讐を参照する効果は覚醒より強力な傾向がある。昔はあんまり変わらなかった。

ライフが半分の時に発動するこの能力だが、割と初期のころからリノセウスやらダークドラグーン・フォルテ+ウルズで10点は吹っ飛んでいたため、「10点にいれて戦う復讐は無理がある」と言われてきた。
そして極めつけはレヴィオンセイバー・アルベールの登場である。これにより体力10以下に人権がなくなったため、復讐に入ってそれを維持することは困難を極めた。

それを鑑みてか、神々の争乱にてあのアミュレットが生まれる。ブラッドムーンである。これにより復讐を踏み倒すことができるようになり、復讐デッキを組みやすくなった。以降もこの「(体力が11以上でも)復讐状態になる」は生まれ続けることになる。
またヴァンパイアに新たなキーワード能力「渇望」や「狂乱」が生まれてからは、とりあえず復讐効果つけとけみたいな時代と変わり、それぞれの個性や状況に応じた効果を持ったカードが増加傾向にある。

おそらくピンチに陥った時に今までのダメージを力に変えるというのが復讐のフレーバーなのだが、能動的に復讐に入るために自傷するカードが大量にあるため「逆恨み」「逆ギレ」「リスカして狂ったメンヘラ」とか言われた。後にセクシーヴァンパイア(ナーフ前)が登場すると「カード落として発狂」とか言われる始末。

ちなみにストーリー序盤やプラクティス初級のユリアスは初期ライフが10に設定されているため常に復讐である。そのため2tに2/4/2のナイトメアを投げてきたりする。こわ…
ゲーム開始時に復讐のランプが光っているのがトラウマな人は気を付けて。

復讐に関連する主なカード

  • ダークジェネラル…ベーシック収録、復讐を代表するアタッカー。4コス4点疾走は今も昔も強烈。のちにデモンズアサルトとしてリメイクされ、こちらも復讐状態で脅威となる。
  • ディアボリックドレイン…復讐ケアの概念は黙示録とこいつから生まれたと言っても過言ではない。昆布の除去手段の定番だったカード。
  • 黙示録…4コスト8点AoE昆布を相手にする時は要注意。
  • 裁きの悪魔…復讐ケアを怠ったアグロを悉く殲滅したカード。
  • 復讐の悪魔…読んで字のごとし。復讐時に動ける3/4/4。ベルフェやナルメアの登場でガチ化した出世人。
  • カオスシップ…ベルフェと一緒に復讐をパワーアップさせた立役者。めっちゃコスト踏み倒しながら圧縮&展開
  • 悪逆の公爵・ユリウス…効果もりもり3コスト。復讐で無料進化ができ制圧力の高さを生かせる。復讐じゃなくても強い。
  • 哀切の悪鬼…復讐状態なら2コストを踏み倒す2コスト。え?強すぎたためあまりに重いナーフを喰らい消えた。
  • カラミティブリンガー…それまで見向きもされなかったが、セクシーヴァンパイアによって一気に注目、環境トップへと上り詰めた。レイジコマンダー・ラウラによって疾走できたこと、同じく環境トップであったエイラに鬼のように強かったこと等があげられる。
  • 紅のワルツ…WUPストーリーサイクルの1枚。バーンとEP回復の両方が強くアグロからコントロールまでさまざまなデッキに採用された。
  • ゼノ・ディアボロス…ラスワで大打点を叩きだす爆弾魔。狂乱相手に復讐ケアを強いられる原因でもある。
  • 悠久の真紅・モノ…復讐状態なら全体バフできる長女。自身もバフでき、もう一つとの能力との相性も良い。
  • 変幻のフェイカー…だいたいアラミス。上記のモノとの相性は超抜群。
  • アビスドゥームロード…復讐状態なら融合可能になりコストが下がる。復讐の弱点である「死が間近」を無敵バリアで解消しつつ、次のターンもほぼ確実に復讐で回ってくる。
  • 韋駄天のパシリ・マロン…復讐状態なら1コス3点疾走。強い。一つ下のガロム共々火力がヤバすぎて現代に真っ当に復讐するデッキを生み出した
  • エンペラーフィスト・ガロム…復讐状態なら4コス6点AoE。もちろんとんでもない火力でアンリミハンドレスに例のアレの力ありきとはいえ4コス手札消費1なのに入るほど

復讐に自発的に入れるカード

  • ブラッドムーン…元祖インチキ復讐。置けば体力に関わらず復讐状態になれる。テンポロスは上手くカバーしよう。
  • ベルフェゴール…復讐軸を一躍トップメタに押し上げた女傑。カードを2枚引きながら体力を10にしてくれる。
  • 揺らぎの斬姫・ナルメア…復讐に入る札として使われたお姉ちゃん。除去がついている。
  • 絢爛のセクシーヴァンパイア…ROGのベータテストでは引けば体力に関わらず永続的に復讐状態になれた。もちろん変更されてライフの上限が10になるように変更。復讐伝統の逆恨み路線に戻った(?)とか言ってたらEAA期にベータテストの仕様に何故か回帰。直後はさほど暴れていなかったがAOAのガロムパシリと合わせて引いたら勝ちのカードとして再び暴れている
  • 堕落の漆黒・アザゼル…自分の体力上限を10に固定と受けるダメージの上限を3に固定するカード。ヴァンパイアの復讐を常に満たせつつ復讐の弱点であった大ダメージによるリーサルを阻止できる。とはいえ細かいダメージには無力であり、そこに関しては穴のあるグッドデザインカード。
  • 猪突する狂戦士…出したターン復讐になれる2コストの人。残念ながらローテ現存中は復讐関連カードが全然刷られなかった。
  • 契約の碑文…復讐と狂乱と渇望全部に同時で入れるカード。ブラッドムーンの現代版。
  • 方舟の魔神…復讐状態に入った後PPを6回復できる。さまざまな悪用法ができるおもちゃ。
  • 紅魔の淑女・ロゼロッティ…進化すると次ターンまで復讐になれるおぜう。渇望軸との懸け橋。
  • スカーレットヴァンパイア…出すとAoEしながら一緒に次ターンまで復讐に入る。コストこそ重いが強力。
  • 変幻のフェイカー…手札から捨てられると2tの間復讐になれる。捨てるカードと一緒に持つ必要があるが、ついでで復讐に入れるのが良い。
  • 月下の狼王・ヴァルツ…アクセラで2tの間、本体出しで永久に復讐状態になる。復讐ってなんだろう
  • 魔剣の鬼人…進化すると2tの間復讐。オマケで粗大ゴミも拾ってくる。
  • 逢魔の校長・ヴォルガス…進化時効果が新アザゼルと同じもの。あちらより2コスト軽い。

TVアニメにおいて

アニメでは復讐状態のリーダーは真紅のオーラを纏う。

初めて復讐状態が描写されたのは第2話の「竜ヶ崎ヒイロVS夜那月ルシア」のバトル。
ルシアの7ターン目、体力が10のルシアはオーラを纏いながらダークエンペラーをプレイ。ヒイロのフォロワーを破壊しつつ、復讐状態の条件を説明した。
また、このバトルでは復讐状態になるために、あえて相手の攻撃力の高いフォロワーを残すといったプレイングも行われている。
演出のためかデモンハンドアサシンのドレインで体力が15に回復した後もオーラを纏っていた。

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