第十四の拡張たる「猛る命の絶叫」にて現界した稀なる屍の従者。
その怨嗟の声響くとき腐れる肉、力昂りたれば忌まわしき超越者が闇の底より出でる。この招来は尋常のものならず、敵する者が主導失いし刻に這いずりだす支配者への恩恵を与える。
此れに依りて、出ずる腐肉や超越者は悪風のごとく振る舞いて異彩を発し、光満ちる生者の地のみならず濃密な瘴気満ちる死者の領域でも力を振るう。
総身に帯びる呪詛そのものも並ならぬが、化生の者に交じり、運命の神より偽りの命を受け、葬列に屍を連ね、その手は無数の亡者に引かれるがごとし。幾多の軍勢にて遺憾なく威を示す。

名前にもある通り、すでに死人である。
生前はチョコレートファクトリーを運営しており、またリナリアという女性とアチュラチュだった。
しかし、口下手だった為にリナリアに嫌われていないかと心配しており、バレンタインにチョコレートをプレゼントしようと考えていたようである。

だが、バレンタインの直前に戦争に駆り出されてしまい、戦争が終わって戻ると、リナリアは疫病に倒れてしまっていた。そのショックで後を追うように自身も亡くなってしまった。

その後は生前の未練から、ゾンビを呼び寄せる怨霊*1となってしまう。
だが、ファクトリーに訪れた主人公とプリス、アルディス、レーネ、コロンの働きによって無事にリナリア(の霊)に気持ちを伝えることができ、二人で天に昇っていった。

？？？「悲恋は悲しい！」

シャドウバースでは、プレイ時のボイスや進化前のフレーバーテキストでは厳しい口調とは裏腹に、進化後のセリフやフレーバーテキストからは相手のことを案じていることが伺えるようになっており、原作でのヘリオの性格が反映されている。
また、ギャル天使・アルディスとエルフの鍛冶師・レーネに対して、それぞれ特殊ボイスが存在している。プリスは？

能力に関しても概ね原作に沿っており、原作再現度の高い一枚だと言えよう。