おんJシャドバ部 - 必殺
必殺
必殺を持つフォロワーが、攻撃するか攻撃されることによって相手のフォロワーにダメージを与えた場合、相手のフォロワーの残り体力に関係なく破壊する。0ダメージでも破壊する。

概要

相手を必ず殺すこと。もしくはその意気込みを表す言葉。
シャドウバースでは文字通り交戦を行った相手を破壊するキーワード能力である。
MTGでいうところの接死、デュエルマスターズでいうところのスレイヤー

交戦を行った、とは「バトルをし、ダメージを与えあった」たということである。
相手に攻撃した場合でもされた場合でも残りの体力にかかわらずその相手は破壊される。

ダメージを与えあう前に破壊されたフォロワーの必殺は働かない。
例えば永遠の花嫁・セレスにたいして体力1のフォロワーで攻撃した場合である。

交戦時 交戦する相手のフォロワーに3ダメージ。

この場合、先にセレスの交戦時能力が処理されダメージを与えあうことはない。よってセレスは無傷で残る。
もし攻撃するフォロワーが必殺と同時にダメージ無効能力を持っているならばダメージを無効にしたあとバトルを行い、ダメージを与えあったので必殺が適用される。

また「必殺」は「フォロワーの能力」である。
はやい話、ヘヴンリーイージスを倒すことはできない。
これはルールによる処理ではなく「交戦したフォロワーをその体力に関係なく破壊する」というテキストを省略し、「必殺」という言葉におきかえたものだと考えれば分かりやすい。
当然破壊無効フォロワーを倒すこともできない。ダメージ無効タイプのフォロワーは倒せる。

また、必殺を持ったフォロワーはカードの下に紫色の鎌のようなアイコンが付いており、必殺能力でフォロワーが倒された時は、これまた紫色の鎌のようなエフェクトが発生する。

クラスとしては「死」の能力だけあってネクロマンサーに多い。その他のクラスにおいては呪い、毒、暗殺者などにもある印象。
というか初期はネクロの専売特許のはずだったのに

使い方

必殺を持つフォロワーは、どんなに強いフォロワーが相手でも相打ちに持ち込めるので、大型フォロワーと相打ちできると良い。
また、必殺フォロワーは体力はかなり重要視される一方で、攻撃力はあまり重要視されにくい。
置いておくだけでも除去を強要させたり大型フォロワーを置くのを躊躇させたりと、相手にするとかなり嫌らしい能力である。

例えば下の画像だと2コストのスペクター(攻撃力は2)で5コストの天剣の乙女(体力は6)を倒している。


また、必殺を持ったフォロワーが疾走突進を持っているならば擬似的な確定除去としても使用可能であり、守護を持っていれば戦闘を強要させられる。

必殺に関する主なカード

やはり死にまつわる能力からか、ネクロマンサーに所持している者が多い。

エルフ

自然的な毒、神秘的な呪いというカードが多い
全体的にみると非常に少ない部類。
進化時に飛翔する狩鳥に必殺を与える。狩鳥は疾走を持つので守護を突破する時などに便利だろう。
デッドリーとは致命的な、という意味。フレーバーテキストに溶かすとあるのでそれが必殺要素なのだろう。

ロイヤル

地味に必殺カードが多い。
直接戦闘するクラスだからというのもあるが、暗殺者に多く見られる。
初期のロイヤルの顔といえばの必殺。疾走との相性がバッチリでファフニールだろうとジェネシスドラゴンだろうと相打ちに持ち込めた。
エンハンス6で1ターンの間、必殺とダメージを受けない効果を持つ。元々突進を持ったカードなので即座に除去できる。
Fateコラボでランサーに当たるカードだが、原作におけるランサーの槍は「敵のHP分攻撃力を増す」とか「心臓にあたったという結果を作ってから原因となる投げを行うから必中」とか設定がすごいので必殺がついたのだろう。
スペードレイダーが必殺を持つ。守護の後ろに必殺が出てくるので、処理しにくく有利トレードをしやすい。5コスだったがあまりに強すぎてナーフされた。
スカイセイバー・リーシャのお供。除去力に優れたリーシャと共に置かれると処理に手間取らせる厄介なフォロワー。レイサムのリーダー付与によって疾走させることもでき、その時は確定処理となる。
手札に指揮官カードが2枚以上ある場合に必殺を持つ。突進とダメージ無効化能力も併せ持つので、除去しながら大型を牽制できる。

ウィッチ

ウィッチの必殺はとっても少ない。科学的な毒とかあってもいいのにね。
とはいえあまりフォロワーで殴り合うクラスでもないので必殺はさほどいらないのだろう。

ドラゴン

竜の持つ自然的な毒が多い印象。その他暗殺者とは違う真っ向から殺しにくるタイプのカードもある。
ドラゴン必殺の代名詞その1。覚醒状態ならば疾走を持つので、実質3コストで除去ができてしまう。
ドラゴン必殺の代名詞その2。最大PPが10ならば突進とダメージを受けない効果を持つ。即座に除去しつつ次のターンも必殺が残る。

ネクロマンサー

ネクロは必殺が本当に多い。やはり死人を操るやつは格が違った。
必殺の顔と呼べるカード。このカードに助けられたプレイヤーも多いだろう。
全体に必殺を付与するカード。なんとなくこのカードのイメージが強い人も多いのではないだろうか。シャチバトでは名前が変わったことでも有名。
単体に必殺を付与するカード。それだけ。単体除去として悪くはないのだが一弾後にメドゥーサの魔眼の存在があることが気になる。味方の死を何とも思わないネクロマンサーらしいというべきか。
ゴースト2体を出し、エンハンスで必殺を付与する。この処理能力が高くピックで暴れた。
必殺の代名詞的な男。酒呑童子(こいつも必殺)と合わせれば実質2コストで確定除去という恐ろしいコスパを発動するほか、自動進化で5点疾走までお見舞いできるやべーやつ。
リアニメイト等プレイ以外の方法で場に出せば2コスト分で突進必殺の確定除去になる。しかも場の機械の枚数分スタッツも上がると万能過ぎるネクロの救世主。
必殺と突進と守護を併せ持つ上にネクロマンス能力で分身するため、盤面有利な状態を非常に作りやすい。その上相手リーダーにダメージを与える能力と、相手フォロワーを破壊するラストワード能力も保有しており、攻めにも守りにも強すぎるカード。強すぎてナーフされた

ヴァンパイア

ヴァンパイアも必殺が多い。こちらは蛇の毒の印象が強いだろうか。
体力が4と高めで、ファンファーレでも除去が可能なカード。除去と牽制を一枚でこなしてしまう。
高い体力に突進、3回攻撃とこの能力を最大限生かしたようなカード。クラスはヴァンパイアだがウィッチからよく出てくる。
進化することで必殺とドレインを持つ。元々2回攻撃能力を持っており、進化後の体力は8ととても高いので、2体除去をしやすい。
ついに登場した1コス必殺突進。その除去能力は折り紙付きである。
ただし自傷していないと効果を使えないことには注意。

ビショップ

ビショップの必殺は少ないが、そのほとんどが「邪教」である。人を守るために闇の道に染まったものもいる
謎必殺。しかしこの必殺が厄介で多くのカードを沈めてきた。マシンファルコンを出すと突進と必殺の両方がつくのもうれしい。

ネメシス

ボスクラス・ネメシスの必殺はいうならば「小物の外道」。ラスボスにはなり切れないようなやからが多い、そんな印象
フィアさんか?ちがいます。よおし切って確かめよう!
相手を殺そうとする人達。
ロイドヴィクトリアを出し、エンハンス7で体力を+3しつつ必殺を与える。特にロイドは守護を持ち、体力が7にもなるのでフォロワーで当たって取るのは大変である。
この場合の必殺は相手を確実に殺すという決意の表れだろう。

ニュートラル

必殺関連のカードはウィッチより多い。ウィッチが少なすぎるともいえる。
とても高い体力と、盤面に即座に触れる疾走守護まで合わせ持った唯一にして無二たる神。コストは重いが盤面の制圧力もとても高い。
場のフォロワーの体力をあげて必殺を与えるアミュレット。これを置くと盤面の取り合いを優位に進めやすい。
進化前の攻撃力は0だが、突進、2回攻撃、必殺を持っているためほぼ確実に2面を処理することが可能。