「ーー起きて。ワイくん、起きて」
下半身のむず痒さと共に、ワイは目を覚ます。今日の仕事は休みで、昼まで寝てその後ランクマでキャルウィッチを回そうと考えていた。それなのになぜこんな朝早くに起こされーー
「!?」
目を開けてみると、なんとパニスナちゃんがワイのち○ぽを咥えているではないか。
「おはよう、ワイくん。ワイくんの夢を見て目が覚めたら、甘えたくなっちゃったんだ」
少し恥ずかしそうにそう囁くパニスナちゃん。この娘とはこの前の七夕から付き合い始め、それからはずっと一緒だ。
「かわいいねパニスナちゃん。そんなところも好きだよ」
「…嬉しい。私もワイくんのハートを、奇跡でーーーぶち抜く」
そう言ってパニスナちゃんはワイのち○ぽを、自分の銃を手入れするかのように丹念に舐め始めた。スタッツ3のケツもそれに合わせて揺れている。
「ダメだよパニスナちゃん!それ以上されたら、ワイ…」
「いいよ…弾切れ!?になるまで出して…」
そう言われてワイは、パニスナちゃんの口に…
今までのは…夢…?
パニスナちゃんと蜜月の時を過ごしていたワイの下に、一通のビデオレターが届けられるーーー
「おーい、ワイくん見てる?これからオイラさまがいつもパニスナちゃんに加護をあげちゃうぜ!」
なんだこれは…夢か?何故かワイのパニスナちゃんがヤテラントゥと一緒にいる様子が映し出される。訳が分からない。どういう事だ?状況が掴めず画面を眺めていると、ヤテラントゥはパニスナちゃんの服を脱がし始めた。
「おい、何をしている…!?やめろぉ!!」
ワイの悲痛な声が部屋に響く。ワイはパニスナちゃんの手すら握った事がない。それなのに、ヤテラントゥの手によりパニスナちゃんのあられもない部分が露わになっていく。しかしパニスナちゃんも満更でもなさそうなのは何故だ?少し前にケツがデカくなり煽情的になったと思ったのはこのせいだったのか?
ワイの逡巡を他所に、ヤテラントゥのヤテラントゥがパニスナちゃんに突き刺さろうとしていた。待て。それだけは駄目だ。パニスナちゃんを最初に抱くのはワイだ。
「やめてくれえええええええええええ!!!!!」
「膜は繁栄の…邪魔だねえ!」
ワイの咆哮も虚しく、パニスナちゃんにヤテラントゥが突き刺さった。ワイは呆然とする。終わった。ワイの宝物が。んなぁ。
しかしパニスナちゃんは処女を失ったにもかかわらず痛みを感じていなさそうだ。どうやらヤテラントゥが何かしたらしく、したり顔でこちらを見ている。
「無痛とは慈悲…だねえ?」
負けた。ワイは完膚なきまでにヤテラントゥに負けた。ち○ぽの大きさも、器の大きさも負けた。もう何も考えられない。
…
…
「ーーーー精子を飲めや歌えや!」
気づけば情事は終わっていた。ワイは泣きながら自分のち○ぽを握りしめる事しかできなかった。
「んじゃ、まったなー!」
その一言を残してビデオは切れた。もうパニスナちゃんはワイの下には帰ってこないのだろう。ワイの目からもち○ぽからも、涙が溢れていた。[END]