おんJシャドバ部 - 盤外戦術

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概要

盤外戦術とは、ボードゲームやカードゲームにおいて、盤上の勝負とは別に、対戦前や対戦中に行われる心理戦のことを指す。
行動・言動によって相手の集中力を妨げたり、心理的なプレッシャーを与えたり、苦手意識や劣等感を植え付けたりして、勝負で優位に立つことを目的とする。
ぶっちゃけマナー違反、ダーティプレイに属するもので競技によっては反則を課されることもあるので良い子はしないようにしようね!

特に将棋では盤外戦に関する規定がほとんどなく、各人の良心に任されてるので見かける機会が多い。
戦後将棋の第一人者と言われ、通算最多勝の記録も持つ、大山康晴十五世名人が盤外戦術の使い手で名高く、wikipediaに単独で項目が書かれるレベルでやらかしている。

シャドバにおける盤外戦術

  • エモートを使った煽り行為
「すごいすごいwwwwwwwwww」
相手の冷静さを失わせるほか、リーサルのブラフとして相手のリタイアを誘発させることもできる。

  • スリーブ等を用いたミスリード
スリーブやリーダースキンなどのアクセサリを使ってデッキタイプのミスリードを狙うもの。分かりやすい例だとマキナスリーブを使ってAFネメシスと思わせつつ、実際は人形ネメシスを使うといった感じ。
極端な例だとユーザーネームで「エイラ使います」とか書いて心理戦を狙う輩もいる。

  • スリーブ等を用いた精神攻撃
マキナスリーブスペリオルコントラクターアイコンなど、相手に精神的な揺さぶりをかけられる一部サプライを使用することで相手の精神に揺さぶりをかける。
刺さる相手に対しては煽りに近い効果を発揮する一方で、正規に入手したアクセサリを使っているだけなので怒られる謂れがないのが最大の強み。

  • 遅延・放置
意図的に遅延プレイをしてイライラさせ、相手がイライラしたりリアルの用事でリタイアせざるを得ない状況に追い込む。
通勤通学時間帯を狙う悪党もいるらしい。
敢えて長考することで解決札が無いアピール(大型フォロワーのプレイを誘う等)が出来たりするが、やるにしてもほどほどにしよう。
また、逆に素早くプレイすることで相手に考える時間を与えない、という戦術も存在する。
RAGE Shadowverse 2020 Winterで優勝したGale選手は、序盤のターンはかなり時間をかけてプレイしていた反面、中盤以降は(特に有利な状況では)かなりプレイ速度が速くなっていた。恐らくではあるが、自分がじっくり考えること以上に、相手に考える時間を与えないことを意識したのだろう。
何れにしても、相手のプレイのテンポを崩すという戦術である。

  • バトル演出の軽量化
設定画面からこれにチェックを入れておくことでファンファーレだったり攻撃時のエフェクトが簡素なものになる。
こうしておくことで実質的にターンが終わるまでの制限時間を伸ばすことができるため、制限時間いっぱい動かなければならないアンリミAFネメシスを使う際にはぜひ覚えておきたい戦術。
多分これがこのページで一番有意義だと思います

  • 音響兵器
「戦場のドラマァ!!!!愛しい奇跡ィ!!!!!!!」
コウヤニソウゾウノハサミヲイレル!

まあこんなところか。ネット対戦ゲームのシャドバで盤外で相手に働きかけることが出来る要素と言えばそれくらいなのであまり盤外戦術は無い。
が、リアルで対戦者と顔を合わせるRAGEなどの大会では話は別である。
聖獅子の神殿崇拝の実現を組み合わせ、制限時間ギリギリまで聖獅子の結晶をプレイすることにより、相手を処理落ちによる切断負けに追い込むデッキ。
不具合を利用して相手側のアプリに大きな負荷をかけることにより、相手リーダーを削ることなく一方的に勝てる。
もちろんこれは不正行為なので、シャドバ生命を終わらせたくないのなら絶対に使ってはいけない。
不思議の探求者・アリス葬送すると戦況構わずノーコンテストになってしまうバグを利用した戦法。
どんなに追い詰められていても、無理やり引き分け判定にすることができる。
もちろんこれは不正行為なので、(ry
2018/1/17のアップデートにより修正済。

大会シーンでの盤外戦術
  • リアル煽り
大っぴらにやらなくても舌打ち、独り言、貧乏ゆすりなどで十分効果がある。フォロワーのセリフの物真似をする剛の者も。

  • 体臭
基本。口臭、ワキガで相手の精神を削っていく。煽りなどのマナー違反と異なり規制が難しいのでシャドバ盤外戦術においてはTier1とされる。

  • カンニング
試合中にカード効果以外で相手の手札を見たり、他人の助言を得たりすること。
・某チームがチームぐるみで相手の手札を盗み見てサインで伝えていたという疑惑が浮上し炎上した。
アニシャドの18話で九鬼ズオウと蛇神コウが行っていた。
・シャドバ大学生リーグにおいてあるチームのプレイヤーが対戦中に控えの選手と接触していることが発覚し、チームとして勝っていたがRule Bookの禁止事項*2により不戦敗扱いとなった。なお、シャドバ大学生リーグの予選会はDiscord使用による非接触型対戦であるため本来なら分かるはずのないことだが、その大学チームがTwitterで対戦中の画像を上げ、敗北した相手チームの選手がそれを発見したことによりバレてしまった。*3

  • 運営による煽り
「松尾wwwwwwwww」
詳しくは松尾事件でググろう。

DBN期のRAGE予選で起こった事件。対戦で負けた選手が相手に掴みかかり、目に指を突っ込むという暴挙を起こし警察&救急車沙汰に。
別名アグロ目潰し。じゃあミッドレンジ目潰しやコントロール目潰しもあるのか?
ちなみに事件を起こした対戦者2人はどちらも女性だった。シャドバ女子怖い。

アニシャドの16話でも似たようなことがあった


リアルの大会に出る時は盤外戦術には十分に対策と心の準備をしましょう。

他TCGでの盤外戦術

リアルでの対面がベースとなるTCGにおいては特に盤外戦術が有効となる。以下はマジにあった戦術だけど良い子は真似しないでね。

  • 遅延
シャドウバースと違い、多くのTCGには制限時間が存在しており、制限時間が切れた場合はその時点*4の体力で勝敗が判定される。
そのため、体力的には優位にあるがリソース等の問題で逆転されそうな場合、敢えて長考することで逆転される前に対戦を終わらせてしまうという戦術である。
ページの一番上の画像は、制限時間ギリギリまでトイレに篭って、微小なバーンを与えるだけで勝利するという便所ワンキルを風刺した漫画である。
ちなみに、過度な長考はジャッジキル対象となる。逆にジャッジと手を組んで、ちょっと考えただけで相手をジャッジキルさせるという番外戦術もある
  • 手札シャッフル
所謂シャカパチ。シンプルにうるさい。
半ば手癖的にやってる人もいるが、最近これに関する公式ルールが整備されたのであまりにもうるさいと審判を呼ばれて罰則を受けることになるので注意しよう。

遊戯王での番外戦術