別に強くはないと思います。rsc期にシャドバを始めて、最初に使ったのがテンポラリーの機械人形ネメだったので思い入れのあるデッキだから贔屓して使ってます。一応アグロ特有の謎勝率で最大9連勝できました。
本音を言うとナーフ前afが一番好き
rgw期のグライアスくんがまじで弱かった、みたいな話をよく聞くので彼の名誉のために少し解説を置いておきます。
(情報が出たときすごいうれしかったですし、こういうアディでの強化を続けてほしいので印象を良くしたくて必死です)
rgw期の機械ネメについて
最初に機械ネメが注目されたのは共鳴フラグラナーフのときで、その時言われていた「コンエル最強になったときに勝ち筋」としてメイシアが注目=>一番相性がいい機械ネメいいやん が発端でした。
遮断やドグマで回復も結構できるので秘術対面も頑張れるほか、そもそもベルフォメットが雑多なデッキに対して強いカードだったのでナーフ後の新環境にぴったりでした。自分はこのとき久しぶりの機械ネメを使いましたが2日で5000mp盛れました。
そのあとは豪風やらモノやらのotkデッキがアルバハ対策で注目されるもこっちにはギルティシールドがあるんや精神で構えていたのですが、苦手だったフラグラネクロが流行りだしてからはだいぶ勝率が落ちました。(自分も結局フラグラネクロでグラマスまで登りました)
そもそもなんで不利なのかって話ですが、機械ネメは性質上時間稼ぎが主な目的で、あわよくば下級ビートから蹂躙武装強化やマックスオーキスで早期決着を狙うデッキなのです。フラグラネクロという相手はこっちが何もしないとぐるぐる回って8tにほぼ確実にotkしてくる上に、盤面で削るプランはルルナイギルネで崩壊してしまいます。
2つある勝ち筋がどちらも潰えてしまい、ただただ相手の練度不足を祈る対面でした。
ひとつラッキーだったのはこの練度の問題でして、フラグラネクロはプロですら完璧な択は取れないなんて言うレベルの難しさを誇るデッキなのでランクマで当たることはそんなにありませんでした。
目新しくて使いやすいコンエルがランクマでは依然人気で、そこに対して一切の負け筋が無い機械ネメはランクマにおける立場はしっかり保証されていました。
ただランクマなので環境には居ないデッキともたくさん当たります。
そういったときに輝くのが蹂躙武装強化による早期決着プランでした。
基本時間をかけるほど負け筋が生まれていくゲームなので、相手の攻め手を考えずに試合が終わるこのプランはある意味一番望ましいものです。そんなプランを強化してくれるのがアディのグライアスでした。
もともとオーキスが入っている理由の半分ぐらいは"アグロプランの蓋"だったのですが、この役をグライアスがまるまる請け負ってくれるほか、アクセラで序盤のテンポムーブを強化してくれるなどかなり至れり尽くせり仕様でした。
欲しかったものを貰ったtier2デッキがトップに躍り出るのはCDB期の秘術なんかが正にそうなのですが、機械ネメは残念ながらそうとはなりませんでした。
というのは同期のカーバングル君の存在です。
ロングゲームと中盤の盤面を一切否定するかばんラティカは本当にどうしようもない相手でした。
圧倒的なパワーでランクマッチにも蔓延っていましたし、ラティカラティカによる8totkなど総合的に見て完璧な対策が不可能なデッキでした。
環境がコントロールからラティカvsラティカメタに移ってしまった以上機械ネメの立場は無く、せっかくの強化の恩恵は一切受けれずrgw期は終わってしまいました。
いろいろ長く書きましたが要するに「そこそこ強いデッキがイイ強化を貰ったけど、他の弱いデッキが貰った強化が強すぎて出番を失った」って感じです。
ちなみにア前のラティカは本当に悲惨でした。ウィスプが花束しかないいまのローテを僕は許しません
クリスマスの絵