手札と場に大量に土の印を確保したうえで白銀剣をプレイし、大量生成した真理の術式によるバーンダメージで次ターンに一気に顔を削る白銀剣ウィッチという軸で利用される。
決まれば相手に有無を言わせないリーサルが取れるため強力。
しかし安定性に欠ける部分がありいまいちメジャーにならなかった。
まず、肝心の白銀剣自体が8コスと重く、守護しかもっていないため速攻で盤面に干渉する能力がないので出しづらい。
安定して出すには8ターン目まで進化権を温存しなければいけないのだが、これがなかなか難しい。
とはいえ出せないと勝負にならないので無理して出すと次ターンを待たずに死んだりする。
そしてそれを超える問題が
マナリアが引けないということ。
純粋な白銀軸でリーサルを取るためには
マナリアの事前プレイがほぼ必須。
真理の術式はそのままでも2コス3点と十分強いのだが、
マナリアが1回使えていれば2コス4点になる。
この1点差が果てしなくでかい。
しかしこれが引けない……。
引けずにリーサルが取れない → 押される → 処理に真理の術式を使っちゃう → もっと勝てない。
こんな悪循環にはまりがち。
第10弾カードパックOOTで待望のマナリアサーチカードである
マナリアナイト・オーウェンが実装されたが、
偉大なる魔術師・レヴィ、
呼び覚まされし禁忌を筆頭に、
夜の魔術師、
天輪のゴーレム、
変異の雷撃、
オズの大魔女といった土軸の有力カードが全てスタン落ちした状況では復権は難しかった。
土軸そのものの行く末が危ぶまれていたその時、OOTのアディショナルカードで
オリハルコンゴーレムが颯爽と登場。
運要素があるとは言えたった1コストで土を真理の術式に変換し、
魔術の始祖・マナリアとの相性も抜群なこのカードで土軸は復権し、白銀剣のゴーレムは主役の座を追いやられた。(一応ピンで入ってたりはした)
スタックの実装時にテキストが変更されたが、こいつの実用性についてはその重さから一目瞭然だろう。
極稀に
ジェムで役立つくらいの変更である。