おんJシャドバ部 - 日の出の女神・ミトラ
日の出の女神・ミトラ
コスト:6フォロワー
クラスニュートラル
レアリティゴールド
タイプ-
パックUCL
CV大関英里
イラストレーターユウヒ
進化前
攻撃力5体力4
ファンファーレ カードを3枚引く。自分の手札をランダムに2枚捨てる。
進化後
攻撃力7体力6
進化時 相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを手札に戻す。

フレーバーテキスト

概要

第15弾カードパック「アルティメットコロシアム」にて登場したゴールドのニュートラル・フォロワー。
日の出の女神」と言うことで、なんか見たことあるような雰囲気だが、気のせいだろう。

カードを3枚引いてランダムに2枚捨てるファンファーレ能力を持っている。カードを3枚引けるのはいいが捨てるカードはランダムなので、「欲しかったカード引けた!→バシュ(墓場行き)」ということが起こりえる。せめて選択できるか先に捨てられれば良かったのに…

進化時には相手のフォロワーかアミュレットをバウンスできる。攻撃されないとか、破壊やダメージ耐性持ちに刺さるため悪くない効果だが、ファンファーレ効果とは噛み合っていない。総じてコスト・スタッツ・能力いずれを取っても既存のどの軸ともシナジーが薄く、現状使い所さんが行方不明である。何とももったいなさを感じる一枚。
それに加えて山札切れの危険性もあることから、pickでも地雷扱いである。オルピでは驚異となる黒ちんぽ連なる咆哮を展開したまま返せるが、どうせまた置かれるのでエンジェルシュートのが取りたい。高コスアミュに親を殺されたニキは1枚取っておけば感謝をするときがくるかもしれない。

プレミアム版は非常に美麗である。

gif


また、遊戯王のカードに「天使の施し」という「自分のデッキからカードを3枚ドローし、その後手札を2枚選択して捨てる」カードがある。効果が似ているが、選択できる分天使の施しの方がはるかに使い勝手が良い。というか強すぎてかなり前に禁止カードにぶち込まれた伝説的なカードである。
それも遊戯王が墓地からカードを拾ったり、効果を発動できるカードが多いため。もしミトラが「手札からカードを2枚出しそれを破壊する」ならば、ラスワ持ちや破壊耐性、リアニ用高コスを出せるので強かったかも知れない。

イラストナーフ

神撃のバハムートでは「サンライズゴッデス・ミトラ」という名前で登場。
いつものごとくイラストナーフを受けた。

露出多すぎィ!シシシシコシコシコドピュドピュドピュドッピュドクドクフキフキ四国毒吹き

神バハのミトラちゃん

聖域の試練を乗り越え、新たな年の日の出に願うことで顕現する陽気な女神。
なんやかんやあってフォルテサタンとすることになったすごろく対決の主催者なので、能力はすごろくの6、5、4、3、2、1にちなんでいるのだろうか。

余談

ミトラ教とはローマ帝国時代に隆盛した、雄牛を神聖な生き物として扱い太陽神を信仰するマイナーな宗教。これに傾倒した皇帝 ユリアヌスが「背教者」と罵られたことは有名。

さて、このミトラ教が登場したのは西暦0年頃、つまりキリスト教と同じような頃なのだが、逆にいえばこの怪しげな宗教とキリスト教は当時同じような扱われ方だった。例えばネロ帝はキリスト教徒を迫害していたことで知られているが、当時からすればカルト宗教の教徒をちょっとエンターテインメント的に処刑していた、と言うだけの話である。

しかし、3世紀の軍人皇帝時代を過ぎた頃、皇帝となったディオクレティアヌス帝もまたキリスト教を大々的に迫害していたことで知られている。しかし、その頃にはミトラ教と違い、キリスト教は一大勢力を築き上げており、彼の退位から10年後にはコンスタンティヌス帝によるミラノ勅令……つまり、「キリスト教の公認」が行われた。

ユリアヌスはこうしたキリスト教を認めていく風潮の中、ミトラ教にハマったのでとりわけ「背教者」と後ろ指を刺される結果となったのだ。以上がローマ帝国内でのミトラ教とキリスト教の立ち位置である。正直世界史的にはユリアヌスにチラッと触れる程度で、同じようなマイナー宗教のマニ教などと比べるとそこまで重要な宗教ではない。しかし、キリスト教との勢力の大小を見比べることでキリスト教が広まる様子がよく分かるだろう。