シャドウバースの「キーワード能力」の一種。「場に出たターンにも、すぐに相手フォロワーに攻撃することができる」という効果。
守護や
潜伏のように非常に基本的な効果で、該当カードも多いが実は初出はダークネス・エボルブだったりする。現在に至るまで様々なシーンで突進持ちのカード・突進を付与するカードが活躍している。
次の弾、バハムート降臨で
ブリッツランサーが登場して以降、3/3/2の突進フォロワーが多く現れるようになる。
今でもこのスタッツのカードをブリッツランサーと呼ぶ部員も多い
またブリッツランサーの影響もあってか、「槍使い」は突進になることが多い。
クラスとしてはやはりフォロワー同士の戦闘を得意とするロイヤルが一番多い。
逆にウィッチやビショップにおいては貴重な存在である。
クラス毎のイメージ
- エルフ・・・普通。小動物や虫が襲撃するようなイメージのものが多い。小粒の優良な突進カードは多いが、大型になるとあまり多くない。
- ロイヤル・・得意。ならず者の襲撃、戦闘上手な戦士など。数で押したり質で押しつぶしたり交戦でアドバンテージ稼いだり突進をフル活用する。
- ウィッチ・・不得意。魔術師だしね。ゴーレムや使い魔的な奴が使役されて突進するようなカードがたまにある。
- ドラゴン・・やや得意。素早い小竜や闘士などが猛然と襲って来る感じ。大型の竜が踏み潰してくる感じのもある。
- ネクロ・・・得意。必殺で相手を道連れにしたり、集団で襲い掛かったり、復活して何度も襲い掛かったりする。
- ヴァンプ・・普通。素ではあまり得意ではないのだが、復讐や狂乱など条件を満たすことで狂暴化するものが多い。
- ビショ・・・やや不得意。主に神官戦士とか神獣が突進する。特攻よりも相手を上から踏んで場残りすることに適したカードが多い。
- ネメシス・・得意。人工物(トークン)を大量生産しては投げつけるイメージ。反面、技師や人形遣い(最初からデッキに入ってる奴ら)はあんまり突進しない。ビショとは逆に特攻上等のものが多い。
基本的に突進フォロワーは「攻撃力が高く、体力が低い」いわゆる頭でっかちな傾向にある。
フォロワーとして場に残す運用もできるが、使い捨ての除去としての運用もできるのが強み。
また逆に攻撃力が低い場合は必殺や除去などをもっていることがほとんどである。その場合は場持ちも重要視される。
(
ファングスレイヤー、
気高き雷・ロマロニア、
シャドウコマンダー等
また
抜刀術、
フェイタルオーダーのような「一時的にフォロワーを場に出せるカード」は突進を付与することがほとんど。セットのような扱いである。そうでないと場に出す意味が薄いからだろう。
同じく
疾走を付与するカードが少ないのに対し、突進を付与するカードはそこそこある。そのため期せずして突進カードがデッキに入っていたということも少なくないだろう。
沈黙の信者の持つ「突進を持つフォロワーに対するデバフ」は「前のターン以前にでたフォロワー」にも適用される。
例えば前のターンからいたプリッツランサーで沈黙の信者を攻撃した場合、攻撃力が下がる。
これは「突進」という能力が出たターンの終わりに失われるものではなく、そのフォロワーに付随しているものだからである。
なお
疾走の下位互換の立場にある。
なぜならば突進はフォロワーのみに攻撃できる能力なのに対して、疾走はフォロワーとリーダーを攻撃できるからである。
そのため例えばクイブレのような疾走フォロワーに
レオニダスの遺志などで突進を付与しても、疾走の方が優先されるという性質がある。突進フォロワーに疾走を付与した場合も同じ。
極光の天使を除けば完全下位の扱いであり、仮に突進が優先されても極光の効果は乗るためこの処理でマイナスを被ることはない。