第31弾カードパック「
リサージェント・レジェンズ」の
アディショナルにて登場したレジェンドのネメシス・フォロワー。
エンシェントブレイダー・ダインの
リサージェントカード。
アーティファクトに関連する能力はリサージェント前と共通だが、あちらが「このバトル中に破壊された自分のアーティファクト・カードの
コストの合計」というなんとも言えない部分を参照するのに対し、こちらは
至純の原型・アギルなどから続く「自分がこのバトル中に
デッキに加えたアーティファクト・フォロワー」の数を参照する。
数字の条件が20以上という部分も共通するが、あちらは条件達成で5ダメージ、条件未達成ではたったの1ダメージという自重しすぎたものであったのに対し、こちらは条件達成後は
10ダメージ、条件未達成でも5ダメージという、リサージェント前と比較すると破格のダメージを出す。
コストは1上がったが、条件未達成でも以前の条件達成後と同等のダメージを出すのはかなりのインフレを感じさせる。あとついでに
突進が
守護に置き換わった。
また、こちらのダインは
アクセラレート能力も備わっている。
アクセラ1で自分のアーティファクト・フォロワーをすべて破壊できるため、
アーティファクトライノなどの当て先が相手の盤面に無くてもこちらの盤面を無理やりこじ開けて再度の展開を可能にするほか、これで破壊したフォロワーが2体以上なら、ランダムな相手のフォロワー2体を破壊できるため、
潜伏などを持ったフォロワーに対しても強く出れる。
このアクセラレートのおかげで相手の盤面ロック進行という、いわゆる空中戦と呼ばれる動きにも対応できるようになった。
ただし欠点もある。
前述したアクセラレートだが、性質上ほとんどの場合こちらの有利状況をさらに広げるためにプレイするカードである点。相手フォロワーの除去目的で使用するにしても、自分のフォロワーを2体以上も要求するため、劣勢の状況ではとにかく使いづらいものとなっている。本体のコストがそこそこ高く、アクセラも状況を選ぶものとなっているため、結果としてこのカード全体が腐る状態は決して少なくないのである。
そのため本体運用をメインに考え、アクセラレートの方をおまけで考えた方が使いやすいだろう。
本体の方は、
エレクトリックライノなどのアーティファクト・フォロワーを埋めるカードが潤沢に回れば7ターン目くらいには10ダメージを叩き出せるようになるため、周りのカードと合わせて上手くフィニッシュに繋げたい所である。