前回の続き。
ライトの攻勢は
マジカルストラテジーのエンハンス能力や、マジカルポーンの隠された第2の能力によって崩され、盤面、リーダーの両方の面でリードを取られてしまう。
窮地に立たされる中、ライトが引いたのはドラグニル。
すぐにプレイし、生成したドラゴウェポンで
ルフ鳥を武装して突進を持たせつつ、ドラグニルを進化させて盤面を再び返す。
盤面を返されたことによって焦ったジェントルマンはドラグニルを放置して一気にライトを攻め、体力2まで追い詰める。
さらにジェントルマンに、自分の残り少ない手札のうちの1枚が温存していた
レーヴァテインドラゴンであることを見抜かれており、レーヴァテインと盤面に残ったドラグニルの攻撃で盤面を除去して場を凌げることもあって、ジェントルマンの誘導のままにプレイしようとする。
だがライトは、先のシノブとのバトルで、レーヴァテインを使った選択ミスのせいで敗北したことを思い出し、冷静に状況を分析する。
このまま除去をしたとして、ライトの体力は2。
1度でも
マジカルポーンを出されれば、守る手段のないライトは削り切られて敗北してしまう。
つまり、この場面で勝つには、ライトのデッキにあるとあるカードを引くしかない。
そう考えたライトはレーヴァテインではなく、このターンに引いていた
竜の闘気をプレイ。
2枚のカードを引くが、その中には──ライトが求めていたカード、
大嵐のドラゴンがあった。
そしてライトは、ドラグニルのターン開始時効果で生成された
ドラゴウェポンで大嵐のドラゴンを武装。
ドラグニルと合わせて計7ダメージを与え、ジェントルマンの体力を削り切って初白星を上げた。
勝利後、シノブの時と同じように握手をしようとするが、ジェントルマンはデジタルアバター。当然握手はできない。
「その代わりに、
一つ頼みを聞いてくれ」と、ジェントルマンにセブンスフレイムに入るよう持ちかける。
スバルとイツキの歓迎もあり、ジェントルマンを4人目の部員として引き入れることに成功。
その日の夜、大浴場で
ホモが喜ぶ入浴シーンがお披露目されたり、波瀬浦ハルマにボコられた挙句スマホを壊された生徒、オマスに敵を取るよう頼まれたりした後、ドラグニルと話す。
喋れるデジフレという明らかに特異な存在であるドラグニルになぜ喋れるのか普通に聞いたり、明らかに何かを誤魔化す態度のドラグニルをほっといて、喋ったことを淡々とスバルとイツキに伝えようとしたり、
「ドラはどう考えても普通のデジフレとは違うドラ!」→「それが?」
「ドラが変な悪い奴だったらどうするドラよ!」→「君は変な悪い奴なのか?」
という返答をしたりと、持ち前の天然さを見せつける。
結局スバルとイツキを信頼して連絡をし、そしてドラグニルに対しても「
君は俺の相棒だから」と信用する意志を見せ、改めて信頼関係を結んで、この回の出番は終了。ナチュラルボーン人たらしは人外にも発動した。