第19弾カードパック「十天覚醒」にて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。ファンファーレのエンハンスか「解放奥義」を持つフォロワーを1枚サーチすることに加え、新キーワード能力の「奥義」と「解放奥義」を持っている。


能力を整理すると、以下の通り。

• ファンファーレでのエンハンスまたは解放奥義サーチ
• 奥義……自身を含めた全ロイヤル・フォロワーの進化
• 解放奥義……「受けるダメージを0にする｣、「能力で破壊されない」を持つ。

ファンファーレは癖のないサーチであり、デッキ構築を工夫すれば、自身を確定サーチすることも出来るだろう。

奥義に関しては旧グレモリーに近いが、自身も進化するという点に相違があり、効果発動時は7/5というまあまあデカいスタッツになることもある程度注目点だろう。
単純な盤面強化としてもかなり強烈だが、刀神・オクトーやサムライドリーマー・ミリン、2枚目以降のこのカードの解放奥義発動の補助としても優秀である。
ちなみにファンファーレ能力で解放奥義を持つカードを手札に加えた場合、その解放奥義カウントも進めることができる。

解放奥義は「（戦闘、能力によるものを問わず）受けるダメージを0に」し、「能力で破壊されない」という強力な耐性を手に入れる。イージスと違い、「効果を無効にする効果」や、変身、加えて消滅こそ防げないものの、一部のデッキに於いては魔導装甲車などで守護を持たされるだけで詰んでしまうという事態も発生してしまう。ロイヤルとか

総じて、発動できれば強力な奥義、解放奥義と、発動条件がなく扱いやすいサーチ能力を備えた優秀なカードと言えよう。

ロイヤルには進化を稼ぐ手段が多いため、他クラスの十天衆と比べて奥義、解放奥義の発動が容易であり、刀神・オクトーと共に、進化ロイヤルの切り札として活躍している。

信念の剣閃に代表されるように連携が来るまでは「ロイヤルのクラス特性はエンハンス」などと揶揄されていたレベルでエンハンスの多いロイヤルだが、エンハンスを参照するカード自体は第7弾の時空転生の高潔なる大臣と第8弾の起源の光、終焉の闇のアックスプリンセスと合わせて3枚目。弾にして11弾ぶり、年月にすると約2年9ヶ月ぶりの追加である。

全空の脅威となる騎空団、十天衆のメンバーはそれぞれ異なる武器を担当している。

クラス	十天衆	武器種
ビショップ	開眼者・ウーノ	槍
エルフ	魔眼の狩人・ソーン	弓
ドラゴン	怪力乱神・サラーサ	斧
ネメシス	閃耀の双剣・カトル	短剣
ウィッチ	魔導の申し子・フュンフ	杖
ヴァンパイア	神狼・シス	格闘術
ロイヤル	天星剣王・シエテ	剣
ロイヤル	刀神・オクトー	刀
ネクロマンサー	繊細の魔奏者・ニオ	楽器
ネメシス	魔弾の射手・エッセル	銃

• 十天衆を統べる者・グラン&ジータ