第3弾カードパック「バハムート降臨」にて登場したゴールドのロイヤル・アミュレット。

ロイヤルとしては珍しいカウントダウンを持つアミュレット。

コストは3と軽めだが、カウント15とアホみたいに遅く、普通にプレイしていてはまずラストワード発動は無理。
ロイヤルにはビショップのようなカウント加速カードもないため、これ単体ではほぼ無価値。
そのため、「フォロワーが出るたびにカウント加速」の効果を最大限に生かすために、1枚で複数体のフォロワーを展開できるカードを採用する必要がある。
オースレスナイトやわがままプリンセス、海底都市王・乙姫などが有力な候補。ラストワードを生かすためにも、できるだけ多くのフォロワーを展開したいので、その意味でも噛み合っている。

ラストワード能力自体はかなり強力で、一気に自陣を強化して勝負を決めることができるが、カウントの調整には注意。例えばエンハンスしたレヴィオンヴァンガード・ジェノのようなラストワードでフォロワーを出す能力が発動すると、相手ターンに天空城が割れてしまい、疾走が無駄になることがある。
また、残りカウント1で相手にターンを回してしまうと次ターン頭に天空城が割れるので、やはり疾走を活かせなくなる。結構繊細な調整を要するのだ。

ではアミュレットを叩き割って14(16)点疾走すればいいのでは？というわけのわからない主張をするホモがいるかもしれないが、ラストワードのバフを受けられるのはロイヤルフォロワーのみであるため、非常にうまく考えられたカードといえる。

全体的に見て、手間に見合うほど強力とも言えず、普通のロイヤルデッキに組み込んでもあまり意味はないが、専用構築をすれば輝けなくもない、そんなポジションのカードである。

かなり後になって「基本カウントが非常に遅いが、特殊なカウント加速効果があり、ラストワードで強力な効果を発揮する」アミュレットである冒涜の球体、竜の財宝が連続で登場している。
このカードはそれらの先駆者と言えるかもしれない。竜の財宝とはレアリティもカウント加速条件も同じだし。

このカードを題材に扱った下記の動画は淫夢バース屈指の名作と呼び声が高い。

動画だけ見るとすっごい強そうに感じるけど、これはかなり緻密な計算の上で成り立ってるから真似するのはやめておけ。