第31弾カードパック「
リサージェント・レジェンズ」にて登場したゴールドのドラゴン・フォロワー。
光翼の天上竜の
リサージェントカード。
6コストという重さでありながら一切盤面に触らず、バフ要員としてもリソース供給としても弱いと不遇だった天上竜が
強力な盤面処理能力を持って帰ってきた。
自分の体力分だけ相手フォロワー全ての攻撃力と体力を減少させ、体力が5以上なら2枚ドローできる。
最低でも3はデバフを撒ける上、バフの値によってはどんな盤面でも5コストで捌けるようになる。
しかも2枚ドローで後続の動きも確保。強い(確信)
特にバフドラゴンは低コストのAOEとしては
デザートストームが、高コストでは
禁牙の執行者・ドラズエルがいるものの、中盤の横展開には弱かったのでそこを補えるのは優秀。
......と確かな強みと同時に、使いにくさも相応に目立つフォロワー。
このカード自体はバフに関われない上、バフ前にくるとまずお荷物になってしまう。1枚なら
竜の模倣で戻せば良いが、序盤に重なると機能不全になりかねない。
更に、これを投げたターンは他の動きがしにくい。
禁牙の執行者・ドラズエルよりは軽いため多少の動きは取れるものの、そちらと比べると回復も除去耐性もないため無防備な状態で相手にターンを返すことになりがち。
特にこれを投げたい場面=盤面で押されているときなので、急場を凌ぐだけで終わってしまうのはやや苦しいと言わざるを得ない。
盤面処理に特化している反面、守りに関してはそこまで固くないので早急に攻撃に移れるよう手札を整えよう。
RSL期においては、最初期に不利対面の
ラスワネクロや
マナリアウィッチが流行したことでバフドラ自体がお通夜ムードに。しかしマナリアがナーフされ、ラスワも
カステルエルフに不利として数を減らした。
その後
グランドリッチ・ヘリオを活用した融合ネクロが環境トップに立ったものの、なんとバフドラは融合ネクロ相手に有利が取れていたため環境での地位が急上昇。融合ネクロの展開する
全死の裁定者を消し去れるカードとして、このカードも一躍注目を集めた。
環境の変遷によって大きく出世したカードの一枚と言えよう。