デッキタイプ解説
前回とはうってかわって自然軸。ナテラ+ロキサスでプレイ枚数を稼いだりする。
ロキサスとラティカの現代のエルフを代表する2カードが存在するのが特徴。
はじめに
まず、コンボの中でもロキサスとラティカという2つの全く異なるカードが軸になっているカードプールなので、ロキサスだと強いカード、ラティカだと強いカードでかなり評価が分かれる。
しかし、0ナテラ生成カードやマナはどっちでもある位程度の出力が担保されていて、さらにラティカはパトリックで確定サーチできるので、1つのデッキでロキサスとラティカ両方のプランを狙うことが十分に現実的である。それぞれに強い面、弱い面があるので両方を軸にしてプレイしたい。
キーカード
アニエス、ロキサス、ラティカがかなりパワー高くゲームを決めきる力があるので優先して取りたい。
ただし、ロキサス、ラティカは被りがあまり強くないので3枚とるカードではない。アニエスは3枚とってもいい。
1枚目の優先度はラティカ>ロキサス>=アニエスくらい、2枚目以降はアニエス>ロキサス>>ラティカ ラティカはサーチがある上被りが他より弱いのでよほど特化した構築にならない限りは1枚でいい。
ラティカは後半に1枚でも取れればいいので序盤から無理して取るほどでもない。初手ラティカ+アルバータとロキサスアニエスならロキサスアニエス優先。逆に後半はパトリックや0コスの枚数次第だが横がユキシマでも取らざるを得ない時があるかもしれない。
シャムシャマ、アルバータの優先度は1枚目同じくらいだが2枚目以降はやはりシャムシャマに傾く。目安としては2枚目ロキサスと同じくらいの優先度かも。
ユキシマは避ける。割とユキシマ以外は何取ってもそこまで困らないのでユキシマじゃない方をpickし続けるのもあり。
最終的にラティカ1枚だけ+ロキサス2とアニエス3とかが理想だが、普通にシャムシャマアルバータも強いのでラティカ1枚だけでも最悪何とかなる。
キーカードpick優先度(大体)
アニエス>=ラティカ>=ロキサス>アルバータシャムシャマ>>ユキシマ ただしロキサスとラティカはある程度バランス気にした方がいい
カードプールについて
ヴァーミンハンター、博愛の翼人、パトリックがかなり強い印象。
ヴァーミンハンターはロキサスありでもなしでもかなり強力。ナテラを抱えて一気に盤面をまくれるのが優秀。ただし進化が必要で被りすぎると弱いところはある。
博愛の翼人は0ナテラをテンポロスなしで加えられる。進化でさらにナテラのコストを下げられるのでめちゃくちゃ強い。ただし最初の1枚目のナテラは必要で2t目の動きには換算しづらい。
パトリックは2ターン目の2/2/2、0ナテラを加えられる獣の霊媒師、ラティカをサーチできる最強カード。1コスで手札が増やせるのも超優秀。後半トップから引いてくるとやや弱めだが基本取った方がいい。またこれ自身を陽だまりの邂逅でサーチできる。
全体的にカードプールBに便利で強力なカード多いか。バウンスやアクセラが欲しい場合はカードプールA(森林の狼、原始の悪神)からあらかじめ確保しておくといい。
プレイングについて
基本方針としては受けの強いデッキに対してはラティカで貫通、攻めの強いデッキに対してはロキサスやヴァーミンで盤面制圧が主になる。
パトリックのおかげでラティカプランを柔軟に狙いやすいので一つのデッキで十分安定して二つのプランを取ることができる。
ラティカ欠損の場合はパーツを十分にそろえてからロキサスでOTK、もしくは相手の展開を待ってからヴァーミンロキサスで捲る。逆にロキサス欠損の場合は素早くラティカでOTKして強引に勝つ。
ロキサスは単体でも強いがラティカのパーツをそろえるためにナテラを回すのにも使うことができるので非常に強い。先行はキープ推奨。
マリガンについて
パトリックと序盤の2コス、先行のロキサス、先行のアルバータを持つ。
ロキサスプランの場合後攻のヴァーミン、序盤の2コスorパトリック+先ロキサスor後ヴァーミンと3枚セットでアニエスも持つといい。
ラティカプランの場合は陽だまりの邂逅と後攻の博愛の翼人も持つといい。
相性
あくまでロキサスプランかラティカプランかどうかは対面だけではなくその時の状況にもよるが、途中で方向転換したりしてもミスしたりしてろくな事にならないので、基本的に自分が決めたプランは最後まで貫きとおした方が良い。
よほど勝てる確信がない限りはプランの変更はプレイングがガバりやすいので危険。
ミラー
先後問わずロキサスを持つ。
先にロキサスかラティカ投げた方が勝ち。先5ロキサスをきれいに返すのはほぼ不可能だと思われるので先行なら早期のロキサスプランを通すといい。
後攻の場合はロキサス盤面を立てることによって6TラティカOTKを防ぐことはできるが、相手側のロキサスヴァーミンの裏目があるのであまりリソースを使い過ぎないようにする。後手の理想はロキサスで守護を貼りつつ手札整理→ラティカOTK この時ヴァーミンを構えていれば相手側のロキサスヴァーミンに対してもさらにカウンターできないこともない。
トークン
先後問わずロキサスを持つ。
ロキサスやヴァーミンで一度展開を捲ることができればかなり勝ちに近づく。
相手側のデッキは捲りがそこまで強いわけではなく、回復も薄いのでロキサス一本でもなんとかなったりする。
マナリア
序盤の殴りが通るのでロキサスも全然いけるが除去+回復のRGWアングレアやクレイグを考えるとラティカの方が良い。
盤面処理が重くなることはそんなにないのでロキサスは最悪なくてもいい。
庭園
無理無理勝てない! 相手から早期にビクブレやシオンが出てこないのは前提だが、序盤の殴り+ロキサスが一番マシ。
大ダメージに対するダメージカットもギルティシールドとイモペの2種類あり、ビクブレを貫通するにもロキサス+ラティカになるので基本はロキサスがゲームに絡むと思っていい。
ラストワード
ラティカの場合もロキサスの場合も不死者とドゥームのランダムが絡むので面倒くさい。
ただそいつらが出てこなければヴァーミンで大体勝てる。不死者をきれいに処理できる手段を用意しておくといい。どちらかといえばロキサスの方が通りやすいしクリストフやインペリアルセイントを抜きやすい。
進化
とにかく受けが強いのでラティカを軸にプレイする。早期ロキサスは余裕で返されて普通に負けるのでロキサスの場合でも十分な打点を用意するor相手の展開を潰すプレイを意識する。相手の攻めをロキサスなどでしっかり捌いてパーツをそろえるのが大事。
アミュレット
ラティカもロキサスも素通りするので基本的に有利だが、序盤の大量展開がまけ筋になる可能性はあるので、序盤の殴り+ロキサスでいつでもリーサルをできる態勢は整えつつ回復や除去でゲームを伸ばされたらラティカでOTKできたら理想ではある。
コンボ機械
先行ならロキサス、後攻ならラティカを狙う。大体コンボ自然と一緒だが機械鞭とグライアスがある代わりに疾走が少ないので後手なら中くらいの面を1〜2残しつつ手を進めてもいい。小粒の面を大量に残すのはあまりよろしくない。