第11弾カードパック「次元歪曲」のアディショナルカードにて登場したゴールドのニュートラル・フォロワー。

STDで大活躍（大嘘）したミノタウロスさんが長い筋トレの末帰ってきた。その甲斐あって今回のミノタウロスさんはひと味違う。

変わらない守護に加えて｢このフォロワーが攻撃されるとき、+0/+2する。｣能力を持つ。かつての打たれ弱さが嘘のようなマッチョ能力である。なんとヘクターのゾンビさえ3体まで受け切るというのだから凄い。
似たカードに獅子の豪傑というカードが存在するが、あちらより更にタフネスに振った性能となっている。

このカードが有効に働くのはやはり豪傑と同じくvsアーカスやvsネメシス(AF人形どちらも)だろう。いずれも主な除去手段で取る事がほぼ不可能になるので、非常に除去しづらい。人形になれば好き！

体力5というのもなかなか絶妙で、環境に存在する除去カードの多くは4ダメージ以下なので、このカードを一撃で取れるカードは中々少ない。
また、攻撃力6の翠嵐の斧使いや真紅の穿光・ゼタ、アジ・ダハーカなどの攻撃を1発耐えられるのも強い。

また、死と闇のレイヴンとの相性の良さも見逃せない。1度奈落を置ければ、確定除去のないデッキに対してかなり有利な戦いを行える。置ければ。

そして考慮すべきはアクセラレートである。まずは事故りにくくなることはもちろん、新Javaデッキでは4コスのカードは新java起動後は一瞬で消えるので後半でも使える4コスカードとしてそれなりに有効だし、リントヴルムデッキにもオルカの大渦と交換することがあるかもしれない。また、7コストという重さが幸いして(？)竜喰らう禁忌の餌にもなる。禁忌くんに御馳走を食わせてあげたい優しさ溢れるホモは、是非ともコイツを一緒のデッキに入れてあげよう。
結婚だの息子の誕生だのを控えたパパさんを食わせてる時点で血も涙も無い定期

耐性が弱い

いにしえの聖域で出てくるバロンなどと比べると確定除去などに対する耐性は劣る。その分突進系の除去には強いのだが……

枠が無い

7PPともなると強力な各クラスのエース級のカードが出てくるので、7コス守護を求めてるクラスはそこまで多くない。まぁ7PPで出さないのならばアクセラで吐けば良いのだが

アクセラレートが弱い

ミノタウロスの体力が低すぎてあまり役に立たない。序盤から守護を置きたいアグロ系のデッキは攻撃1のフォロワーが多く、不利トレードされやすい。そのような相手には一応本体が有効だが。

主にこの3つの問題点が浮かぶが、少なくとも旧ミノタウロスに比べれば遥かに上回るカードパワーを持っているのは明らかだろう。

死亡フラグビンビンである。

ミノタウロスは種族を表す言葉ではなく、本来は個人の名前である。しかしCLCの方とは明らかに別人だし2匹出てくるのもおかしいと言えばおかしい。