おんJシャドバ部 - 大海の征服者・ロジャー


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大海の征服者・ロジャー
コスト:4フォロワー
クラスロイヤル
レアリティレジェンド
タイプ指揮官
パックミスタルシアの英雄
CV平田広明
イラストレーター
進化前
攻撃力3体力3
このターン中に財宝・カードをプレイしていたなら、アクセラレートできる
アクセラレート 1; キャノンクルー1体を出す。
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ファンファーレ 黄金の杯1枚を手札に加える。自分のPPを2回復。
進化後
攻撃力5体力5
進化時 キャノンクルー1体を出す。このバトル中、自分のリーダーは「自分が財宝・カードをプレイしたとき、それがこのターン中に1枚目なら、自分のPPを1回復。2枚目なら、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。

フレーバーテキスト

トークン

概要

第29弾カードパック「ミスタルシアの英雄」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのロイヤル・フォロワー。ジョリー・ロジャーリメイク

ファンファーレ黄金の杯を手札に加えつつ、PPを2回復する。そのため実質的な2/3/3として運用可能。しかし、このカードの真価進化時能力にある。

進化時にリーダー能力として、財宝・カードをプレイしたとき
  • 1枚目ならPPを1回復
  • 2枚目なら相手のリーダーに2点バーン
を付与。

財宝・カードは現代シャドバとしては周回遅れのものが多く、そこに追加の効果を付与出来るというのは非常に強力。財宝7カウントを進める上でのテンポロスを大きく減らせるだろう。
カウント達成後にも戦慄の海賊旗2枚を合計1PPで使って8点も飛ばせるようになったり、荒波の副船長で0コス財宝を確保しておいて悪さをしたりと、中盤〜終盤までリーダー能力が腐らない。

また、おまけとしてキャノンクルーを場に出すため進化時の隙も少ない。ファンファーレでのPP2回復と合わせてフォロワーの複数除去が可能であり、この辺はスカイキャプテン・ヴァルフリートなど過去の4コス進化前提カードから大きく進歩した点だろう。

さらにおまけとしてアクセラレートもついている。「このターン中に財宝・カードをプレイしていたなら」という条件付きだが、1コスで2/1突進を出しつつラストワードでの財宝供給も出来るため、こういった重複しないリーダー付与カードにありがちな2枚目以降が腐るといった欠点も軽減されている。

また、愚直なる研磨・トニーを使えばサーチをすることも出来る。バルバロスとサーチが被ってしまうのは難点ではあるが、3/6の確率で引っ張ってくることができる。

財宝軸の新たな中心カードとして期待される1枚である。

確かにこのカードは強力だが、それでもOOSのローテ落ちの穴は大きいだろう。
ドロソも財宝稼ぎも回復も足りていないのは明らかだ。

あれからめぼしい財宝系カードも追加されておらず、せいぜい刃の盗賊pickで活躍している程度である。

このカード1枚で【財宝ロイヤル】を立て直すことはさすがに不可能だろうというのがWHOの見解だ。

実際の活躍

クッソ強い
いくら強力な効果とはいえOOS勢の穴は埋まらないのではとの懸念の声もあったが、そのカードパワーはプレイヤーの想定を大きく上回っていた

リーダー付与に財宝の踏み倒しと2点バーンが想像以上に強く、財宝カウント7回の達成のしやすさやバースト打点が大幅に改善されたのが何よりも大きい。
以前までは戦慄の海賊旗を絡めたリーサルが取りづらく、そもそも旗の早期確保にも難儀するという有様だったのだが、ロジャーがこの問題をいっぺんに解決。遅くても7ターン目には財宝7カウントを安定して達成可能になり、バルバロスと潮流の砲手で守護を抜きつつ7PPで17点を叩き出すなど豊富なリーサルパターンを取れるようになった。

懸念されたドロソ不足も愚直なる研磨・トニー部隊の投入のお陰で案外なんとかなり、そこまで致命的ではなかったということが判明。
特に50%の確率でロジャーにアクセスできるトニーが偉く、ロジャーが欠損する事故のリスクを軽減できる。それでも足らないようならフレイアツインシスター・アスカ&シオリを入れることでより引きやすくすることが可能。
回復面もこいつが加える実質無料の杯や、今やすっかりイツメンと化したミカエルルミナスヒーラー・リララといった連中もおり、7ターン目前後のリーサルを狙うデッキとしては十分なレベル。

そんな訳で【財宝ロイヤル】はこいつ1人(だけではないが)の力で一気に環境上位へと躍り出ることとなり、ランクマで大増殖。大会環境でも活躍するという大出世を成し遂げたのである。

余談


意外かもしれないが此奴もちゃんと神バハ周年イベキャラの一人。
4人の《聖霊器》内の一人であり《剣渡す方船》。
連作シナリオである『導きの妖精姫と世界救う剣』『去り行く君への鎮魂歌』で登場した。

関連項目