第22弾カードパック「災禍を超えし者」にて登場したシルバーのネメシス・フォロワー。

2/2/2の平均スタッツを持ち、デッキに直接投入できるタイプ:アーティファクトである。

アーティファクトが6種類以上破壊されている場合は驚異の2/6/6スタッツに強化され、さらに相手フォロワー1体に4点を飛ばす。
テンポを損なわずに種類カウントを進めることができ、中盤以降も役割を失いづらいのが強み。同弾のジェネシスアーティファクトやアーティファクトインパルスとも相性が良い。


実用の上ではタイプ：アーティファクトが付いているのは最大の強みであり欠点。
2ターン目にAFカウントを稼げるファイターになる時は最高に輝く一方で、ジェネシスアーティファクトやアストロウィング・ララミアと比較するとバリューが低いのでAFサーチで競合して邪魔になることもある。
研究次第でデッキから完全に抜かれることも多かったものの、小粒の多いAFにとって2/6/6の圧力は明確にオンリーワンだったり種類稼ぎの効率も上々だったりでその点を評価した採用も稀ではないという、好みで採用が分かれる縁の下の力持ち的な一枚。

多腕とは、呼んで字の如く腕が多いことである。
シヴァや阿修羅、千手観音など、多腕という特徴は神様などに数多く見られる。
神様の手が多いのは全能性を表現するため、ヒトとは違う存在であることを見た目で表すため、など様々な理由が考えられている。
また見た目が大きく見えるため、多腕だと雙腕よりも迫力や威厳があるように見えるため、強大さの象徴とも云われている。

このカードも例外ではなく、フレーバーテキストでは腕が多いことにより次元を捻じ曲げる能力を得ていることが示唆されており、考古学者もその形状に注目している。
ポケットモンスターシリーズのフーパなど、このカード以外にも多腕のキャラクターは多く存在しており、その多くは強大な力の持ち主である。(おじゃる丸に登場する電ボ三十郎などの例外も存在するが)