葬送とは、シャドウバースにおけるキーワード能力の一つである。長らくネクロマンサークラス限定の能力だったが、
舞い戻る奏絶が登場した
十禍闘争において、
リアニメイトと同じくネクロの専売特許ではなくなった。初出は
時空転生。
手札のフォロワーを一度場に出してから即破壊するというもの。それだけでは手札を減らしてしまいただのディスアドなのだが、同時登場の
リアニメイトと組み合わせることで真価を発揮する…のが最初のコンセプトだったはずだが、最近は割と葬送単体で運用することもある。。また葬送カード自体にもドロー効果や除去効果などの追加効果が大抵ついている。
この能力でネクロは手札整理できるから融合が来ないとの声も
登場当時の戦術としては先んじて
ゼウスや
永遠の決闘者・モルディカイのような大型フォロワーを葬送しておき、その後リアニメイトで本来のコストより早く召喚するというもの。決まれば大きくコストを踏み倒すことができ非常に強力。
しかし注意点として、
- 効果を無効にしたうえで破壊するので、ラストワードは発動不可。場に出た時能力も発動しない。
- 一度場に出す必要があるので、場に空きが無いと発動不可。
- 葬送可能な条件が整っているなら「葬送せずにカードを使う」ことはできない(手札のフォロワーが非常に乏しい時にフォロワーがを無駄に消費してしまう)
この3点は覚えておこう。
葬送とリアニメイトは同時にでたこともあり同じデッキで使われることが多い。
ただし・・・そもそも葬送リアニ軸自体他に色々欠陥を抱えていた。それはリアニメイトのページで詳しいが、要約すると事故が激しい。
そのためかリアニ戦術とは引き離し、近頃のカードではもっぱら手札コストのように扱われることも。
FOHで再プッシュされ、以前までとは比べものにならないほど使い勝手の良い葬送カード群と強力なサポートカードである
征伐の死帝が追加され一躍Tier1に登りつめた。
FOHではリアニメイト戦術の方向性も変わっており、小型を葬送し小型をリアニメイトするようになった。これなら「大型が手札で腐る」心配もないし「葬送札が引けない」ときは素で出せばいいだけなので多くの問題を解決したといえる。
また、葬送は1度場に出してから破壊されるため
連携とも好相性。
一度場に出してから破壊するという性質上、破壊をキーとする
ソウルテイカー・ララや
シャドウリーパーとの相性も良好。
逆に言えば相手の
刃ネズミはすくすく育っていくということでもあるのだが。
葬送をするデッキは大きく分けて2種類あり「葬送することに意味のある、目的であるタイプ(リアニメイト等)」と「葬送することで強力なパフォーマンスを発揮する手段であるタイプ(FOH葬送ネクロ等)」がある。もちろんハイブリットもある。
中途半端なデッキにならないように、常にデッキは見つめなおしてみよう。