第21弾カードパック「
リナセント・クロニクル」にて登場したゴールドのネメシス・スペル。
3コス2点のAOEにエンハンス7なら触手セットと機械サーチが付いてくる。
低コストでのAOEは序盤の横並べは大体咎められるのでアグロへの対策に有効。とは言えケツ3以上は取れないので
機械兵との使い分けや
操り人形でのフォローは必要になってくる。
エンハンスでは触手で盤面を整えつつ、機械のサーチもしてくれるので
極致の創造主・ベルフォメットをフルパワーで着地させる為の下準備としても有効。
ちなみに蹂躙の触手は4点の疾走フォロワーである為、状況によってはこのカード自体がフィニッシャーになることを意識しておくと役に立つことも。
軽量AOE故、中型以上を並べられると使うタイミングに困ることが多いのは注意点。2体程度なら
大型機械兵の進化で事足りるので状況によってはさっさとベルおじのご飯にしてしまうの一つの手である。
ただし、エンハンスで蹂躙の触手を処理に回すなら話は別。2点AOEに4+2点分の除去が加わるため、たいていの盤面は返しつつ遮断の触手でガードを固めることができ、ベルおじまでの遅延として非常に有効な一手になる。
例えばプロテクトとエッジを出した
終末の番人・スピネを相手にすることを考えてみよう。
2/2 3/4 4/6が並ぶ、強力な盤面ができるが……まずAOEで3/2 4/4にできる。そして4/4に蹂躙の触手をぶつけて処理、するとラスワ2点が3/2に飛んで処理。とEP無しで完全除去が可能。その上、こちらの盤面には遮断の触手が残るのである。もちろん遮断の触手に進化を切ればもっと強い盤面にも対応可能。
序盤の横展開は素撃ちで返せ、後半の盤面もエンハンスなら大抵何とかできるうえ防御を固めることも可能。さらにベルおじが着地するまでもない早期リーサルを狙える場面でも4点疾走が偉い……と、状況や対面をほぼ選ばず活躍時がある優秀なカード。
ローテに長いこと居座った機械ネメシスの必須パーツとして多くの相手をねじ伏せることとなった。
余談だが、ゴールドカードながらAOEのエフェクトは汎用ではなく特殊なもの。
管理者の器特有のオーラが相手に降り注ぐ、極めて爽快かつねじ伏せている感の強いエフェクトになっている。