おんJシャドバ部 - 絶命の崇拝者
滅びる
から
美しい
絶命の崇拝者
コスト:2
フォロワー
クラス
エルフ
レアリティ
シルバー
タイプ
-
パック
十禍闘争
CV
前田佳織里
イラストレーター
tricky胡坐
進化前
攻撃力
2
体力
2
「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
ファンファーレ
相手のターン終了まで、
潜伏
を持つ。
進化後
攻撃力
4
体力
4
「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
進化時
相手のフォロワー1体を-4/-0する。
フレーバーテキスト
【進化前】
決して生かすことなかれ。
抽象を見よ。注視せよ。
切断させよ。植林せよ。
掟のままに、絶命を為せ。
【進化後】
次なる災いが訪れた時、石板もまた現れた。
世界が新たに授かったのは、青き石板。その右方。
記されしは絶命なるもの。多くの者がまた集う。
守り人たちは掟を掲げて、森から駆け出て絶命を為す。
概要
第23弾カードパック「
十禍闘争
」の
アディショナルカード
にて登場したシルバーのエルフ・フォロワー。
不殺/絶命組のテーマ効果である相手フォロワーデバフを条件にドローする能力を持った2/2/2で、SFLの
心優しきエルフ・フィト
を逆にしちゃいました、みたいなデザインである。
デバフ能力を組み合わせることで継続ドローを狙うことができ、こうしたシステムフォロワーにつきものの優先的に除去されやすい弱点を、ファンファーレで付与される次ターンまでの潜伏で補うことができる。
同時に実装された
腐食の絶命
とは最高の相性で、初手に腐食、2ターン目にこのカードを出せると、ランダム除去などで潜伏を突破されなければ2ドローしつつ相手の出鼻を挫くことができる。
自身の進化時効果でもデバフが行える。攻撃力を-4してやれば大半のフォロワーは機能不全に陥り、このカードで安全に踏むこともできるだろう。また、相手を無力化した後攻撃せずに潜伏でやり過ごし、次ターン相手の顔面を殴りにいく動きも期待できる。
難点はデバフ能力を持つカードが限られていることか。
このカード実装時点のローテーション・エルフ内でスタッツデバフを行えるカードは、不殺/絶命関連の(このカードを含めた)4枚以外には
アラエル
のラストワード、
干絶の飢餓・ギルネリーゼ
の進化時効果、
爪嵐の猫娘・セン
の交戦時効果、
輪廻の女神
のチョイスからの
極光の天使
、
冒険のつまづき
くらいである。少ないし、進化しないと即座には動けないカードが多くて扱いにくい。
なお、「対戦相手が使った、対戦相手自身のフォロワーをデバフする効果」に対してもドロー効果は誘発する。
検証のスクショ
レアメタルドラゴンの自己デバフに対して誘発している。
とはいえ自分のフォロワーをデバフできるカードは非常に限られているため、ほとんど見かける機会はないだろう。
ビーストドミネーター
、
ダークセイバー・メリッサ
、
光の剣
、
レアメタルドラゴン
、
イシス
*1
、
干絶の飢餓・ギルネリーゼ
、送り付けられた
惨禍の円環
*2
、ストーリー限定の
母なる存在
くらいだと思う。見落としてたら追加したってや。
活躍
登場時からコントロールエルフなどに積まれていたものの、それほど目立った活躍はしていなかった。
が、注目され始めたのが極天竜鳴のアディショナルによる
聖緑の輝き・カーバンクル
が登場してからしばらくのこと。
カーバンクルからのラティカOTKエルフといえばアディショナル直後から多く見られたものの、
ラティカで16点殴った後の残り4点を削る手段、手札にパーツが揃い切らない、ラティカの走るターンまで顔が持たない、などのわかりやすい弱点も持っていた。
そこでこのカードが注目され、
・進化時の攻撃力減少による盤面ロック性能
・6PP時に潜伏進化置きすることにより、次のターンラティカと合わせて20点OTKが狙える
・ついでにドロー効果付き
と驚くほどラティカエルフと効果が嚙み合っていた。
実際使ってみるとびっくりするくらい使いやすく、2022/9/4に行われたプロツアーではラティカエルフを持ちこんだすべての選手がこの崇拝者を3積みしていた。
ラティカ等のローテ落ち直前に影で評価を上げた一枚と言える。