第23弾カードパック「十禍闘争」のアディショナルカードにて登場したシルバーのウィッチ・フォロワー。

カードをプレイするたびに+1/+1される疾走。対象は「カード」のため、スペル・アミュレット・フォロワーすべてに反応してバフされる。
ちなみに+1/+1されるたびに「解き放てェ！！」と叫ぶ。マイザーと合わせるとかなりうるさい。

素だと3/0/2と貧弱この上ないが、ウィッチに存在する実質0コストのカードとは相性がいい。

またヴィンセントやマイザーなどのプレイ回数が多くなるカードや、従順な駿馬などのターンを跨いでバフできるカードとは相性がいい。ちょうど数ヶ月前にローテ落ちしたけど。

いくら疾走を持つとはいえ、他のカードとの併用が前提な上3コストという微妙な重さが災いし、登場してからしばらくはあまり目立たなかったこのカードだが、CDB期に開催された第2回クロスオーバーにて、ネメシスと組み合わせたデッキでのフィニッシャーとして注目を浴びる。
改良実験や百獣獅子王・グライアスといった0コストスペルによって、飛躍的にスペルブーストの速度を上げつつこのカードを巨大化させられ、5、6ターンでのフィニッシュを狙えることもあり、クロスオーバー環境に崇拝者の名を轟かせた。

その後ローテでも、ローテ落ちを間近に控えたEAAにて、破式の執行者・シュマエルと共にブレードレインでバフを掛けながら殴りきるOTKに寄せた【スペルウィッチ】が環境に登場。チャクラムウィザードで守護を退かしながらマジックミサイルやクラッシュレインのバーンも合わせて一気に顔を削りきれ、クロスオーバー同様6ターン目前後のフィニッシュをかなり安定して行えた。

そんな感じで絶好調だった崇拝者にもついにナーフの魔の手が。
2023/1/6のメンテナンスにおいて、疾走が突進となることとなった。
進化後は疾走になるトレランス式ナーフではなく、進化後も突進である。気をつけよう。
巨大化したスタッツでリーダーを殴れるという崇拝者の最大の強みが奪われてしまったため、もう環境に出ることはないだろう。