第15弾カードパック「アルティメットコロシアム」にて登場したシルバーのネクロマンサー・フォロワー。

同弾の妖怪シリーズの一角で、ネクロでは初めての攻撃不能付与能力を持ち、エンハ8なら破壊できる。
元の体力1であるので酒呑童子の効果対象になり、8コスト使えば6/5疾走+破壊とネクロ版エメラダっぽい。

2コストで無条件に打てる攻撃不能付与は地味ながら非常に有用。雑に使っても相手の攻め手を封じられるが、相手のギンセツやクオンが出てきそうなターンで雪女を出し、盤面を狭めてフル展開を防ぐプレイングは頻出テクニックなので覚えておくべきだろう。
エンハは最後の一押しとして強力なので、終盤戦では素かエンハで使うかよく考える必要がある。
総じて使い勝手がよく、妖怪ネクロではレギュラーとして活躍している。

彼は顔に夕立のように雪がかかるので眼がさめた。
小屋の戸は無理押しに開かれていた。そして雪明かりで、部屋のうちに女、――全く白装束の女、――を見た。
小泉八雲『怪談-雪女』　より

雪女とは日本の妖怪であり、名前の通り雪の降る中現れる女の妖怪である。
歴史は古く、室町時代から雪女の話が残っている。細かな点は地域によって異なるが、共通しているのは

• 白装束を来た色白の女
• 男に近づき、冷たい息で凍死させたり、精を吸い尽くして殺してくるエッッッッッ

という2点。
シャドバでは攻撃不能で凍らせ、エンハで殺す効果を再現しているのだろう。

創作ではだいたい美少女になっており、人気が高く妖怪の中でもメジャーなキャラになっている。