第20弾カードパック「
暗黒のウェルサ」にて登場したブロンズのビショップ・フォロワー。
双砲の神罰・アンヴェルトと同じ結晶コスト、同じカウント加速効果を持ちつつ、カウント数が1少ない。
本体は5コストキャントリップの守護4/5で、アンヴェルトに比べて一回り小さい上、場に出たときの効果も随分見劣りする。
そのためレアリティの差があるとはいえあんまりに弱い……と思われたが、アンヴェルトほどではないが十分
強かった。
カウントの加速条件が同じかつスタッツも十分あるために、アンヴェルトと同じ守護ビショップデッキに自然に入って、アンヴェルトと同時に出てきては従来より凶悪な制圧盤面を構築し、返された時の立て直しも厚くする活躍を見せる。
制圧要員としてのアンヴェルトを6枚体制にできるのにも近しく、両方を搭載した守護ビショップが6ターン目くらいにアンヴェルト守護獣守護獣+α+αみたいな盤面を作って相手を絶望させることもしばしば。
もっとも、使っていると「ここで出てくるのがアンヴェルトだったら勝ててた」みたいな場面も
本当によくあるので、アンヴェルトの劣化という評価も概ね正しい。
その後
DOC環境後期になると、ビショップに追加・上方修正された
セイクリッドレオや
フリッグなどが、アミュレット破壊後に攻撃時能力を発動させるカードデザインとなっており、当て先を焼き払ってしまうアンヴェルトよりも、このカードの方が強い動きとなる場面もかなり多くなった。
アンヴェルトのスタン落ち後も守護ビショップデッキでの採用は続き、特にDOCで登場した
ミラクルラフター・カルミアの盤面の枚数を参照する効果と、このカードの結晶の除去されず場に残りやすい性質が噛み合って、活躍し続けたままローテ落ち前最後のシーズンを迎えている。