第10弾カードパック「十禍絶傑」にて登場したブロンズのビショップ・フォロワー。

単なるコスト7の大型疾走であり、コスト相応なので別段弱いということもないが、一撃でゲームを決めるほどの力もない。
2pickならフィニッシャーとして取っておく価値はあるかもしれないが、通常の構築ビショップで採用の枠はないだろう。
多分インプランサーの流れを汲む「スタッツ低いけど素で疾走を持つフォロワー」として実装したのだろう。

VEC期にて同じ攻撃力とスタッツを持った報復の白き刃・アニエスが登場。
元のコストこそこちらの方が1低いが、あちらはアミュレットを破壊するたびガンガンコストが下がっていくためほぼこちらの上位互換。
採用するには厳しいカードとなってしまった。元から厳しかったとか言ってはいけない

後に祈願の聖遺物のエンハンスで出てくるトークンとして再登場。
疾走打点の少ない華麗なる淑女・エルヴィーラ軸回復ビショでは、エンハンスの重さからメインプランではないものの、こいつがフィニッシャーになることもあった。

コイツの最大の魅力はなんといってもそのイラストとボイス。
こんなののボイスにわざわざ杉田智和引っ張ってきたのはどこのアホですか？


なお、聖域とは「絶対に笑ってはいけない試練」の課された聖域で、
笑うと「ルシウス、失格(アウト)ー。」というアナウンスとともに現れる彼らに尻を叩かれる。
イベントの内容としては神バハのキャラが漫才をしてそれに笑ってはいけない、といった物である。
要するに年末に紅白とどっちを見るかで悩むあの番組。ちなみにフォルテも漫才を披露した。

8人の咎人と8人の執行者の対決一大テーマとなっている第27弾カードパック「八獄魔境」にて、エンハンスでコイツを出せる祈願の聖遺物がしれっと登場。もちろんあっちの執行者たちとコイツは何の関係もない。

...とか言ってたら当の祈願の聖遺物がエィラの実装によりガチ化し、そのエンハから出て来るコイツもそのデッキの数少ない疾走打点として妙な活躍を見せることに。
オマケにビショの咎人側であるエルラーデ一派がデッキに同居していたり本来の執行者がしばらくパッとしなかったりと色々な要素が合わさり、「『ビショップの真の執行者=聖域の執行者』説」がにわかに囁かれたり囁かれなかったりしている。*1