おんJシャドバ部 - 人形入りAFネメシス(ROG期)

サンプルデッキ


デッキデータ

  • 必要作成エーテル 29,450
デッキコードはこちらから(Shadowverse Portal URL)

概要

(デッキ画像は7月末バフ祭り前のものになります。)

グラマス記念供養デッキ、6000〜7000MP帯を勝率6割ちょうどほどで駆け上がったAFネメシスになります。
AFネメシスは先駆者兄貴たちがガチデッキに投稿しているように、システムフォロワーが多いためデッキ軸の多様性が生まれ始めた、過渡期にあるデッキタイプの一つです。
逆に言うと「やりたいことはいっぱいあるけど、何かがちょっと足りない」ということが頻発するデッキでもあります。これは現状の人形軸にもみられる現象なのかな…とも思います。

そんな中で今回は……
  • 全体的に通りのいいメイシアに特化した構築
  • 盤面に対するテンポロスの少なさ、メイシアに依存しない副軸
  • 機構の解放を最大限に活かすデッキ圧縮
の三つを意識したAFネメシスを構築してみました。
ローコストでAFをデッキに増やせない今、特に圧縮という概念が非常に強く作用するデッキタイプだと思うので、その辺りの参考になればと思います。

採用カードについて

機械カード
機械カードの採用基準は「デッキ圧縮に貢献し、かつサーチされた後に出して弱くないカードかどうか」です。
ここのカード群を前半に圧縮していくことで、後半にAFやメイシアなどの解決札を引き込みやすくしていけます。
メカニカルガンナー優秀なAFサーチ。エンハンスも魅力的ですが、サーチ手段がこれだけというわけではなく、後半の盤面に1/1を置きたくないこともあり、テンポを取ることができることも含め積極的に切っていき手札を充実させるのがコツ。
フロートボードマーセナリーサーチ役。1/2という最低限役割のあるスタッツ、サーチ先はガンナー/自身/加速兵/マグナ、このカードを出すだけでデッキから機械カードが消えていくこともあり、埋めていったAFをトップで引く確率がかなり高くなります。サーチ先が弱い動きにならないのもポイント。
オリジン・コアメイシアとのシナジーを考慮して。進化権回復はコンシードの立ち回りをしながらでも十分可能、かつpp回復がエラく、後半に進化権を持ったまま置いておくことでメイシアのリーサルプランが広がります。加えて加速装置抜きでも7tまでにコアが盤面にあるなら8tメイシア進化で走らせることができます。
機械の加速兵このカードが引けるか引けないか、というくらい重要な1枚。バフによりコストスタッツダウンを受けましたが、触った感じエイラ対面が気持ち少し弱くなってしまった印象です。それ以外は置けるターンが早まることもあり大した影響もなく、むしろ後半に起きやすくなったのはいい点だと思います。
マグナジャイアント有能サーチ枠。基本的には機械圧縮に貢献してもらいますが、本体のAoEもうまくいけば4〜6点ほどを叩き出せるため、アクセラを使う意味がない場面では取っておいて、解決札として握っておくのも重要です。

機械軸で採用を見送らせていただいたカード。
試作機械兵サーチ先としてはパワー不足、かつトレースはドロー過剰、またリソース枯渇を引き起こす原因になったので抜けていきました。
人形軸
軸といっても2種類だけの採用です。採用理由は「汎用性の高い除去札で、かつテンポを取りやすく、人形の破壊カウントがメイシアに貢献してくれること」です。
パペットショックいわゆるすり替わり枠。打点が高く人形も付いてくる関係で、AFの苦手とするユリウスなど邪魔臭くヘルスが高いフォロワーによく刺さっていきます。
レゾナンスハート・ツヴァイアクセラで2破壊、本体は4破壊のカウントを稼ぎ、かつ加速兵のバフによりコスト渋滞も解消されたため非常に使いやすくなりました。どの対面にもしっかりと役割を持てるテンポの鬼です。

ちなみに人形軸で採用を見送らせていただいたカード。
歯車の廻し手・リヒト回復ソースとしてはかなり優秀ですが、解放コンボでトップから持ってきたときにテンションが下がること、リヒトを採用するならもう少し人形の採用がないと力を発揮しきれないと感じ非採用です。
AF軸のカードたち
オートメーションAFの要。ノーコストでAFを埋め込むというのはあまりにも破格、かつ種類が選べるため、柔軟に対面を考えていくことができる良デザインのカードです。
機構の解放手札に1枚はあってほしいカード。ローテにおける機構の解放の使い方を個人的にまとめたので、下枠にて解説します。

魔鉄の獅子このデッキのAFの中枢はアナライズです。故に採用。
キャットガンナー超優秀フォロワー、今期の「予想を上回った」という意味でのAFリハク枠。除去しながらAF埋め込む動きが弱いわけなかった。
機構二輪の天使良スタッツというAFにあるまじきポテンシャルに加え、メイシアと相性の良い1コスAFを埋めてくれる優秀フォロワー。気怠そうな感じがなんか…セクシー…エロい!
粛清の英雄・メイシアメガネがあってもなくてもエロい。メイシアを出す手前のターンでハンドを7枚までにしておかないと、次ターンで一刀が燃えます。注意。
異次元からの侵略なんだかんだ優秀なサーチ除去。ちょっと重いのは仕方ないですが、それでも2枚ドローと4点まで消滅という範囲の広さは有り難い限りです。
AF軸で採用を見送らせていただいたカード
エンシェントブレイダー・ダインバーンダメージは魅力的ですが、回り方に非常に左右されること、バーンを打てたとして詰めきれるかどうかは微妙なことから、メイシアに特化し、苦手な復讐対面を強除去強展開とレディアントでどうにかする運びになりました。

プレイングゥ…ですかね

マリガンについて
  • 先キープ
オートメーション、魔鉄、フロボ、機構二輪、(2コス+AF埋め込みが引けた場合)加速兵、マグナ
  • 後キープ
オートメーション、魔鉄、キャット、パペショ、加速兵、マグナ

ツヴァイに関しては必須枠ではないのでアグロが予想される対面以外ではそこまでキープする必要はありません、ドローできたら使ってあげるという保険みたいな感覚で捉えてあげてください。この保険が強いです。
動きについて
もうほとんど説明しちゃったンだわ
おさらい程度に。
  • 1〜4t
1回はAFを埋め込む動きをすることが重要、加速兵を含めた後の動きに繋がらず、後半にAFを埋め込む動きで強いのがリソースとして機能しないガンナーだけなので、魔鉄と機構二輪は特に置くことを意識していきます。それ以外の動きに機械の圧縮を合わせられるとグッド。
  • 5〜7t
この辺りは加速装置を置くかどうかの迷いが生じる場面です。
加速装置は置いた2t後までしか使えないということもあり、次の加速兵を引いておくか、5tに置きたいところをツヴァイ進化で1t誤魔化し、6t置き8tメイシアリーサルを狙えるようにするか、などなど迷う場面が出てきます。
ですが総じて意識することはフィニッシュ。破壊数をちゃんと確認し、どのタイミングならメイシアでリーサルを取れそうかということを、先に述べたパターンを参照に、AF埋め込み/サーチ等の動きをこの中盤で行なっていきます。
  • 8t〜
フィニッシュを見据えた動きをしていきます。
AFメイシアの強みは何と言っても10tを待たないリーサル速度、守護の突破力にあると思います。
相手の出しうる守護をAFで突破しリーサルが取れるよう、諸々の調整は最後まで怠らないように。

有利・不利について

オートメーションの選択先についても触れていきます。

対エルフ

対ロイヤル

対ウィッチ

対ドラゴン

対ネクロ

対ヴァンプ

対ビショップ

対ネメシス

おまけ

ぬわぁぁぁぁぁん書くこと多いモォォォォォン……
やっぱ……難度の高いAFを…最高やな!

おわりに

5つ目のデッキ供養になりました、バックナンバーはこちらから(これいる?)
0〜2000 ランプ財宝ドラゴン(ROG期)
〜3000 機械チェキババビショップ(ROG期)
〜5000 復讐ヴァンパイア(ROG期ナーフ後)
〜6000 ミッドレンジ冥守ネクロマンサー(ROG期)
〜7000 人形入りAFネメシス(ROG期)