進化置き - おんJシャドバ部 - Seesaa Wiki（ウィキ）

概要

進化置きとはシャドバによって、進化したフォロワーを攻撃せずに置いておくプレイ・テクニックのことである。
通常、進化は相手盤面のフォロワーを処理するために使うことが多く、相手盤面にフォロワーがいないのなら進化は使わずフォロワーを置いておくだけで終わるのが普通。
ただし、状況次第では相手盤面に処理するフォロワーがいなくとも、こちらのフォロワーを進化して置いておくことが有効なケースがある。

とはいえじゃぁ適当に進化置きすればいいのかというともちろんそんなこともなく。
相手のデッキタイプを早々に見極め、その中に含まれるカードの種類、現在のプレイ状況、次ターンで相手が取りたい行動を分析した結果として進化置きが有効と判断したときにはじめて生きるプレイになる。
かなりの経験を要するものであり進化置きをうまく使えてこそシャドバがうまい人という評価も一部ではされているとかいないとか。

進化置きに適したカード

結論から言ってしまうとケースバイケースとしか言えないのだが、特に進化置きが有効なフォロワーの条件として以下のポイントが挙げられる。

①もともとスタッツが大きめなフォロワー(進化することで相手の処理が困難になる)
②強力なシステム効果を持つフォロワー
③除去耐性を持つフォロワー(潜伏、攻撃されない等)

これらのどれか、もしくは複数を備えたフォロワーがよく進化置きに使われる。

具体例

原初の竜使い

ミス・進化置きとも呼べる進化置きさせたいフォロワーの代表格。強力なシステム効果に加え攻撃されないを持つので、彼女を進化して置いてしまうと除去手段がかなり限られる。

バロン(いにしえの聖域)

「相手の能力で選択できない」効果を持つのでスペルウィッチなど除去手段をスペルに頼ったデッキはこいつを進化置きされると絶望。
本体効果でもう１体出てくるのでもし裏目を引いてもリカバリが効きやすいのも良い。

不撓不屈の騎士・ヴェイン

進化して5/7(本体効果含む)のケツデカを誇るうえに毎ターン体力を３回復するので、攻撃力３以下の相手なら進化殴りしても全回復し実質進化置きみたいな感じになる。
攻撃力も毎ターン上がっていくので彼を通せばかなり勝利が近付く。

簒奪の使徒

こちらも耐性こそ無いが6/7とデカいサイズになり、財宝カードと組み合わせれば高い制圧力を発揮する。ヴェインと同じく通ればだいたい勝ち。

黒の女王・マグナス

対スペルウィッチ限定だが後攻4Tで決まればほぼ勝ち確。
先行5Tでスペルウィッチがスペル無効の5/6を取る手段はほぼ無い。
（相当都合よく手札が回った握撃くらい）

希望の守護者・ソニア

選択不可なので握撃で取ることすらできない。
マグナスと異なり効果が永続なので1ターン我慢すればいいというものでもない。
後攻4Tにこれを進化置きするとウィッチはほぼ詰む。
対ウィッチへの最強の嫌がらせ。

母なる君

進化すると4/6守護になる。相手の場のフォロワーがいない時など本体効果で進化できない場合に守護を立てたい際に便利。
更にナテラ３枚破壊の条件を満たしていれば、次ターンの終了時にもう一度進化ママが場に出るお得感。

魔獣の女帝・ネレイア

正確にいえばネレイアから出るキャタラクトビーストを進化置きするケースが多かった。単純にスタッツがデカいのも強力だが、ミラーマッチの際キャタラクトを進化置きしておくことで、返しで相手のネレイアが進化で突破できなくなるという駆け引きがあった。

選別の教員・ヴァイス

進化前はただのバニラだが、進化すると驚異のファンファーレ封じを得る。スタッツも6/6と優秀で、特に守護の裏に置いてやればデッキによっては冗談抜きに詰む。
出されたら一番困るタイミングで出してやろう。対処にしどろもどろする相手を眺めれば思わずヴァイスみたいな暗黒微笑が浮かぶこと請け合い。

進化置きが刺さるカード

主に決まったターンに最優先して出されるフォロワーが多い。というか進化置きする意味として決まったターンに最優先して出てくるフォロワーへの牽制、それらの召喚をためらわせることが目的である。

具体例

古き森の白狼

一見ラストワードの発動を助長してしまいそうだが実際は結構効く。というのも相手は白狼を破壊するついでに相手フォロワーの除去もしようと考えることが多い。なぜなら8ターン目になると大型フォロワーを生き残らせることは敗北に繋がりかねないからである。~~相手が進化して突っ込んできたら？知らん~~

デウスエクスマキナ

マキナ警戒ヴィーナス進化置き、と言えばAF時代である光闇環境で流行語大賞に輝いたワードである(適当)
AFネメシスは6Tにマキナを出すことが要となるデッキ。マキナ後の盤面除去力はピカイチだがマキナ前は非常に脆く、そこで押されていると結局押し切られてしまっていた。そこでマキナ進化で上から取り、盤面を比較的有利に保ちたいのだが…

進化マキナ6/7 vs 進化ヴィーナス6/7(茨で攻撃+1)

ということでヴィーナス進化置きが効いて盤面を取られずに済みましたとさとさ
AFネメシスは出てくるフォロワーでタイプ判別がしやすいので、確認したら相手の6T前にケツ7を立てて置くといいだろう

スパルタクス

スパルタクスロイヤル?では間違いなく6ターン目に飛んでくるので進化置きによる待ち伏せがしやすい。体力7以上なら破壊することができず、攻撃力7以上なら相討ちによりスパルタクスのサーチ効果を封じることができる。スパルタクスロイヤルは割りと見分けがつきやすいので、見破ったときには6ターン目に進化置きしておこう。

唯我の絶傑・マゼルベイン

マゼルベインデッキはハイランダーで組む都合上マゼルベインが出せないとパワーが物足りない。本人はターン終了時効果発動により実質5/6/6になるハゲだがプレイ時はあくまで5/4/4の貧弱スタッツ。盤面に2点飛ぶとは言え進化を切って2面積除去のように扱うことが多いだろう。
しかし盤面に2点で死なない攻撃6以上があったら…？
進化を切ってもマゼルベインが死に、盤面になにも残らなければ効果は発動しない。よって顔面に2点とんでくることもない。やったぜ。

ちょっと珍しいカードを見たらマゼルベインを疑い、攻撃6以上のフォロワーを立ててあげよう。
なお、マゼルベイン側の対処としては逆に進化置きで返すのが実は割と有効(状況にもよるが)。
例えばかなり対処が難しい進化した永遠の花嫁・セレスが場に立っている状況だが、マゼルベインを進化置きさせておくと相手としては永遠の誓いを使いたいターンなのに8/8の処理を優先しなければならなくなる。少なくともセレスをマゼルベイン処理に使うのは強要できるだろう。

豪風のリノセウス

攻撃力2以下のフォロワーは進化置きしておくことで進化したリノに上から取られなくなる。
特にリノ側が進化効果に頼りがちなローテでは有効な手。