めっちゃ強い。そら(こんだけ能力盛り盛りなら)そうよ。
まず進化効果が非常に強力。ドローを繰り返すだけで盤面処理と手札バフが同時に行え、相手からしたら攻め手に欠けているうちに気づけば超大型フォロワーが立てられていることも。
上記の通り、結晶・アクセラ用のフォロワーやユキシマ本人にバフがかかるとあまり得はしないが、デッキ内のフォロワーを絞って
スペリオルコントラクターや
管弦の魔術師といった低コス疾走フォロワーにバフをかけまくることで上手く回れば
1コス20/20疾走なんてふざけたものが飛び出してくることも。
ドレインを持つ
管弦の魔術師がバフできているとそのまま大回復につながるので、間接的にライフ回復にも貢献し、盤面放棄の空中戦にもある程度耐性がある。
またエンハンスも実装前は9コスは重いのではと思われていたが、EOP期は全体的にロングゲームになることが多く、ウィッチ自体回復の手段も多いため、案外コストは問題ではなく、1枚で30点以上のバーンを与えることのできるこの効果は十分なフィニッシャーとして機能していた。
このため、ダメージカットのできないコントロールデッキはユキシマ入りウィッチに対して大体不利対面となっている。
ぶっちゃけ、現ウィッチの
カウンターマジックの採用理由はミラーでのこいつ対策と言っても過言ではない。
*1
要するに
4コス進化効果も強い、9コスエンハフィニッシュも強いと文句なしのパワーを持った1枚であるため、
上記のように疾走フォロワーを絞った「ドローユキシマウィッチ」とでも言うべき専用構築や、前期までも頭角を現していた進化ウィッチに宴楽カードを入れた「進化ユキシマウィッチ」と言った構築でキーカードとして活躍している。
スペブウィッチ等でも試合が長引けばドロー枚数はまず20枚以上になるため、エンハ効果のみを頼りにピン差しにしておくことで後引き可能な
ギガントキマイラ感覚で使えてしまう。
弱点としてはこの手の進化効果持ちにありがちなことだが、進化ターンは単なる4/4/4進化に過ぎないため、盤面に触る力が弱く、アグロ相手には満足に動ける前に轢かれてしまうことも多い。
また、ユキシマの進化効果だけでは盤面を捌き切れないことが多いバフドラなども不利寄り。
とはいえまだまだ実装されて間もないのでこれから弱点を補うような構築が生まれてくるかもしれない。