前回から引き続きフワリとのバトル。
部長として本気でプレイをし、スバルにも本気でプレイするよう説くフワリに対し、「俺にはシャドバの才能なんてないんでね」「幽霊部員ですから」と自分を卑下しつつ軽く流す。
バトルにおいても、フワリの回復によるコントロール戦術により、せっかく削った体力を戻されてしまう展開に。
そんな中、フォロワーを上手く処理しつつリーダーも削るプレイングを見せたスバルにギャラリーから一転して賞賛の言葉が集まり、それに不機嫌な様子を見せたスバルを見たフワリに、人の期待に応えることや、期待に応えるために真剣になるのが嫌なのではないか、と心中を見透かされて、これまでの飄々とした態度を失ってたじろぐ。
それと同時に、フワリのエースカードの
ベネディクションエルフがプレイされ、並んだスバルの盤面を全除去されてしまう。
部員からの声援を受け、本気を見せるフワリに対して、自分は何も背負えないため、フワリが羨ましいとするスバル。
そして返しのターンにおいて、スバルは自身のエースカードの
マスカレードゴーストをプレイ。
ゴーストを強化する能力、ゴーストの消滅に反応して4/4守護のジャイアントゴーストを出す能力により、盤面を一気に強力なものにする。
それでもなお本気でシャドバをする意思が見えないスバルに対し、フワリは悲しげな顔をしながら「私は本気ですよ」と主張。
前ターンに放置されたベネディクションエルフの真の能力により、スバルの盤面が再び全除去された上、スバル自身も大きなダメージを受けてしまう。
スバルのターン開始時、マスカレードゴーストのラストワードにより同名カードが再び出され、ゴーストを使ってベネディクションエルフを破壊しつつジャイアントゴーストも展開。
さらに
ソウルコンバージョンをプレイするが、スバルは手を抜こうと考え、1/1の
ミスチーフゾンビではなく4/4守護のジャイアントゴーストを破壊しようとする。
それを止めたのは、スバルが本気でシャドバをしているように見えず、疑念を抱いていたライトだった。
「お前のバトルを見せてくれ」というライトの言葉に応え、ソルコンの対象をミスチーフゾンビに変更。
さらに
ファントムハウルを合わせて使い、3/3と4/4守護×4という圧倒的な盤面を築く。
そんな状況において、フワリはデッキトップから2枚目のベネディクションエルフを引いていた。
それと他のフォロワーの攻撃により、スバルの盤面を抑え込む。
そんな中でも「ベネディクションエルフを破壊できれば…いい勝負っぽく演出して、いい感じに…」と手加減することばかりを考えてしまうスバルだが、先ほどのライトの言葉を思い出し、思考を変え、本気のバトルをしようとする。
プチゴースト・バケルスのドローからソルコンを引き、さらにそこから引いた
カースドソルジャーの4ダメージと、残ったフォロワーの総攻撃によってフワリの体力を一気に削り切り、勝利を掴む。
勝利後、フワリと握手をし、セブンスフレイムの部員たちにいつか思っていることを伝えるように言われる。
勝利はしたものの、部員とフワリの絆が固いフォースウィンドから部員を勧誘することはできず、骨折り損だと卑下するスバルだが、ライトの言葉と生徒たちからの賞賛の言葉を受けたことにより、自分のバトルでセブンスフレイムに注目が集まったことを知る。
そして、スバルのことをもっと知りたいというライトと再び友情を交わし、他の部員にもからかわれて共に笑い合う時を過ごす。
その日の夜、帰宅してテレビをつけると、セブンシャドウズの1人「真壁カグヤ」へのインタビューが行われていた。
苦い顔でそれを見ていたスバルだが、カグヤの「(尊敬している人は)昔はいました。今はいないです」という発言には思わず苦笑いをする。
その後、バトル後のフワリの言葉を思い出し、自分の事情について、他の部員は知っている、もしくは噂くらいは聞いているだろうが、ライトはそのようなことを知らずに自分と関わっているのだろうと考える。
そして、テレビに映るカグヤを見ながら、「俺も前に進まねーといけねーのかな」と決意を新たにした。