第11弾カードパック「次元歪曲」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。ローズクイーンがヴァンパイアに転生した姿。
8コストでバーンスペルを生成するという効果はそのままに、

• スタッツが8/5/5→8/6/6守護にパワーアップ
• スペルに回復効果追加

と大きくパワーアップしており、何も成長していないやつと比べると進歩を感じられる。
しかし現状コントロール寄りのヴァンパイアがあまり強いとは言えず、このカードでどこまで強化できるかは未知数。
また「コスト2以下」いう縛りが高コストの多い昆布では上手く働きにくいのでは？との懸念も。
そもそもヴァンパイアにはエルフと違って「コスト2以下のカードを生成する」などという都合のいいカードはほぼないため、性能自体は上がっていても実戦における一撃のダメージは本家よりも劣りそうな感じである(フォレストバットを生成する効果自体は多いのだが、エルフのフェアリーと違って場にフォレストバットを出す効果しかなく手札に握る手段がない)。
現状の評価はやや低めでまとまってる印象だ。

（ここの部分の筆者はアンリミ専なのでローテは知りません）
ヴァンプの8コストのフィニッシャーといえば昏き底より出でる者が余りにも有名。
盤面に干渉できないものの11点という破格のダメージを誇りアザゼルやセクシーヴァンパイアで次にリーサルを勝ち取る動きは昆布の必勝パターンの1つだ。
そしてこのカードが倉木に勝っている点は
・守護がある
・守護に影響されず打点を飛ばせる
・神の盾・ブローディアや赤枝の聖騎士・ノイシュが事実上無意味
・深紅の一撃が回復を持つので最悪1tで殺しきれなくてもリーサルから逃れることができる
と言った点。劣っている点はキリがないので割愛。
これらを総合して考えてみた結果「8tまでに8点削りつつ生き延びれば良いのでは？」というかつてのアルベールロイヤルを彷彿とさせるタイプのデッキがこのカードを一番活かすことが出きるだろう。
幸いヴァンプの2コス以下にはレヴィオンデューク・ユリウス鮮血の花園鋭利な一裂きといった優秀なダメージソースがあるし、血の取引や不穏なる闇の街でドロソもばっちり。狂恋の華鎧・ヴィーラや黒死の仮面も使って8tまで生き残る準備は出来てるぜ！
そして8t目にローズクイーン着地！お前はもう死んでいる...
まあ先に顔面削られて死ぬとかケツデカが死ぬほど辛いとか回復されてリーサルラインさよならとか課題山積みなんだけどな！
2コスかつチョイスで緋色or黙示録持ってくるのがくればもう少しましになるんじゃないかと思う。