「隠者/The Hermit」は、タロットカードの大アルカナと呼ばれる9番目のカード。
老人の持つ杖と衣装(特にフードの部分が道化師を連想させる)が「愚者」と関連すると考えられ、「愚者」が当ての無い放浪者を象徴するのに対し、このカードに描かれる老人は定住地を見つけた「元・放浪者」と解釈される。
旅を終えた経験から来る「知識」、歳を重ねた故の「慎重さ」を象徴しており、またランプが辺りを照らしていることから「教え導く」ことも表している。しかしそれらは反転すれば、閉鎖性や消極性にもなりうるものである。
タロットとしての意味は、
正位置の意味経験則、高尚な助言、秘匿、精神、慎重、優等感、思慮深い、思いやり、単独行動、神出鬼没、変幻自在、難解。
逆位置の意味閉鎖性、陰湿、消極的、無計画、誤解、悲観的、邪推、劣等感、疎通。
ジョジョの方
「隠者の紫(ハーミット・パープル)」とは、ジョジョの奇妙な冒険の3部から登場するスタンドである。
使用者は主人公・空条承太郎の祖父にして前話第2部の主人公、ジョゼフ・ジョースター。
紫色の茨のような形状のスタンドであり、パワーはスタンドの中ではかなり低めだが、ロープアクションに使ったり、相手を絡めとって波紋疾走のコンビネーションでダメージを与えたりできる。
またカメラやテレビに潜り込ませることで「念写」「念聴」が可能で、何かと便利に使うことができる。
グラブルの方
ん〜むにゃむにゃ… ひょい〜ん。
ワシは大魔導師エスタリオラと申す者。隠者と侮るなかれ。
十賢者の1人、《止水の隠者》エスタリオラ。
対応するアーカルムシリーズは
《節制》テンペランス。