第24弾カードパック「天象の楽土」にて登場したシルバーのヴァンパイア・フォロワー。
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登場直後では基本的に強めの1コストフォロワーとしてローテのハンドレスヴァンプに採用され、初手に置かれて次ターンの守護設置などを咎めていた。特に導く鐘・ベルエンジェルを一発で一方的に取れるのが頼もしい。
復讐効果は殴り合いで自然に入った復讐で発動することがあるものの、狙って使うわけではないのでどちらかといえば空気効果。とはいえあって困る効果ではなく、たまに助かったりする。
当時のローテ復讐軸のデッキは悠久の真紅・モノで殴り切る際の打点が要求され、「+2/+2して突進を持つ」ではなく「進化する」性質上攻撃力が3点にしかならないこのカードはあまりかみ合っていないなかった。とはいえ打点が出ないわけでもなく、処理札としても優秀なのでその類のデッキでもごく稀に採用されていた。

月下の狼王・ヴァルツが登場以降、そこから最速3ターン目に起動可能な進化札として進化軸に採用されるようになった。同じくヴァルツから進化可能なカーリーもいるおかげでデッキをあまり歪めず上振れ札として採用できるのも追い風。
その後は絢爛のセクシーヴァンパイアナーフ解除に伴ってアンリミハンドレスでも使われるようになったり、ローテ落ち前最後のパックであるAOAで成立した復讐ヴァンパイアにも採用された。
シンプルなテキストと1コストという軽さで多数のシナジーを生み出した名カードと言えるのではないだろうか。