この粛清の一刀は
コスト7と重いものの、自分フォロワーを+4/0して
疾走を与えるという強力な能力を持ち、メイシアを対象にした場合は+4ではなく、この
バトル中で破壊されたフォロワーの数だけ攻撃力が上がる。
つまり16体破壊された状態で、進化後のメイシアに粛清の一刀を使用すれば
ワンショットキルすら可能となってしまう。
例
このことから進化していないメイシアはリーダーには攻撃不可だが、PP7以上かつ、進化権が残っている状態でメイシアを場に残すと即死する恐れもあるので、顔面を殴れない状態でも放置されにくい。
このカードの最大の魅力は扱いやすい能力でありながら、
進化権とPPさえあれば、
他のカードとのコンボを要さず超強力なフィニッシュ手段となる点だろう。
ネメシスクラスのカードは
デウスエクスマキナや
奮励の儁秀・シルヴァ、
破壊の絶傑・リーシェナやナーフ前の
立ち上がりし鋼の戦士・シロウや
冒涜の球体など最速プレイしないと、十全に機能しないものが多い。
一方、このカードは、進化権を残せれば後から引いても勝ち筋となれるのがとても強力であり、他のフィニッシャーと一線を画している。
フィニッシュする為の火力も低コストのトークンをよく利用するネメシスクラスならば、基本的に7~8ターン目には確保できている。
とはいえ、進化権を使用しないと走れない関係上、
破壊の絶傑・リーシェナや
断罪者・シルヴィアなどと進化権を食い合う点は厳しく、特に先攻だとかなり苦しくなる。ゲームフィニッシュの為にどこで誰に進化を切るか、というのを見極める必要があるだろう。
色々と仕様が複雑なため、特に実装初期はプレミ量産機としても知られていた。
「進化しないとリーダーを殴れない」ことを忘れて他のメイシア進化で手に入れた一刀を未進化メイシアに使ってしまったり、ファンファーレのワンドローで手札が9枚になったのに進化してしまい一刀が燃えてしまったり。
使おうと思っているなら仕様はしっかり確認しておこう。
メイシアにばかり使うので忘れがちだが、粛清の一刀自体は攻撃力増加量こそ落ちるが他のフォロワーにも使える。油断していると、
操り人形が一刀を装備して5点パンチ飛ばしてくることも稀にあるので注意しよう。