第21弾カードパック「リナセント・クロニクル」にて登場したシルバーのネメシス・スペル。
低コストのスペル2種を生成するカード、自フォロワーが10体破壊されていればコスト-1も付いてくる。

偽りの一閃はフォロワー1体に必殺を付与する。適当な低コストフォロワーに使用しても有効だが
操り人形との相性は特に良好。コストダウンが働いていれば0コストでの盤面除去が可能となる。
操り人形軸だと操り人形で大半の除去をまかなえてしまうことも多いが、フォロワー体力で場残りを狙ってくるケツバフドラゴン、人形では倒せないリジェネレーター・ラインハルトなどが環境に増えたなら、効果的に働く機会が増えてくるだろう。

真なる斬撃は条件付きで顔にも飛ばせる2コス3点。小型処理にも終盤のダメ押しにも使える。

どちらも低コストで堅実に仕事のできるカードであり使い勝手は良好。
コストダウン効果も相まって序盤から終盤まで小回りの利くスペルである。

今パックのメイシア関連カードは名もなき決意、粛清の器・メイシアもフォロワーの破壊数に依存しているため、無理なくデッキに同時採用できる。真っ先に外れやすいのがこのカードであることは密に、密に

• トークンが2枚とも3T煉獄フラウロス並びなどのアンリミ特有の凶悪盤面に有効
• 1コストで手札が二枚増えるためにカイザーインサイトで引けるドロー数を増やせる役割も持つ
• 上手く燃やせば1コストで即座に墓地を2増やせて冥府への道への助けになる
• 加速解放が回れば簡単に破壊数10を達成するので真なる斬撃の1コスト顔面3点がリーサルへの大きな助けになる

などの様々なメリットから、アンリミAFネメシスへの採用例がいくつか見られた。
しかし、加速装置の1枚制限により冥府型のAFはほぼ消失、このカードを見る機会も大きく減ることとなった。

偽りの一閃と真なる斬撃はストーリーで登場する嘘の剣、真実の剣と同じイラストが使われている。
ただし効果は全くの別物になっており*1フレーバーテキストも完全新規となっている。

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