おんJシャドバ部 - 終戦のドラグーン

戦無に!
終戦のドラグーン
コスト:6フォロワー
クラスドラゴン
レアリティレジェンド
タイプ-
パック蒼空の騎士
CV浪川大輔
イラストレーター
進化前
攻撃力5体力5
突進
攻撃時 自分の手札のランダムなドラゴン・フォロワー2枚のコストを-1して、攻撃力を+1する。
進化後
攻撃力7体力7
進化前と同じ能力。

フレーバーテキスト

概要

第9弾カードパック「蒼空の騎士」のアディショナルカードにて登場したレジェンドのドラゴン・フォロワー。

6/5/5の突進フォロワーで、攻撃時に手札のドラゴン・フォロワー2体の攻撃力を上げ、コストを1下げる効果を持つ。
実装前には、大いなる調停者・ゾーイアクセラレートを経由せずに即使う、ポセイドンを7コストに下げてこのカードから綺麗に繋ぐなどの使い道が考えられ、当wikiの事前評価でも4.65点という非常に高い評価を得るなど、中継ぎフォロワーとして相当な期待が寄せられていたが、いざ実装されてみると、様々な問題点が浮き彫りになった。

問題点

単体性能が低い

このフォロワー自身の性能は6/5/5突進。出したターンにはフォロワー1体の除去しかできず、お世辞にも強いとは言えない。
立ち上がりし鋼の戦士・シロウなどの強力なフォロワーを並べる盤面重視の【操り人形ネメシス】がトップだった当時の環境ではこの性能の低さは致命的で、その後の環境も盤面に並べるデッキが跋扈していたため、このカードにとっては厳しい環境が続いた。

攻撃時効果のランダム要素が強い

それでも攻撃時効果が強力なら、多少テンポを失ってでもこのカードを使おう!となったかもしれない。
だが、その効果も安定感がなく、このカードを使う理由としてあまりにも弱かった。
確かに、大いなる調停者・ゾーイポセイドンなど、コストは重いが強力なフォロワーに効果がかかれば強い。
そう、「かかれば」。
効果の対象がランダムである故に、この「かかれば」という枕詞が常にまとわりついてくるのである。
確実性のない効果のために6/5/5突進を出すというテンポロスをするのは流石に悠長と言わざるを得ない。

そもそも要らない

ランダム要素があるとはいえ、そこさえ目をつぶれば何とか…ともならなかった。
なぜなら、このカードを使って手札の後続を早出しするより、そのPPを使ってランプすることで全体の動きを強くしたり、さっさと覚醒に入った方が強いためである。
事実、その後に出た暴竜・伊達政宗白亜の竜騎士侮蔑の絶傑・ガルミーユなどといったフォロワーの方が即フルパワーを発揮でき、全体的なカードパワーとして遥かに強かったため、それらを押しのけてこのカードを採用する余地はなかった。ガルミーユに関してはエンハンスを持つ都合上、このカードと相性が悪すぎる。
そのため、同じBOS出身のカードでも、護国真龍・スカーサハが重宝されていた。


総じてコストの割にパワーが低く、このカードが現役だったローテ環境では終ぞこのカードに活躍の機会がなかった。
結果的に多くの部員がリハクをかまし、wikiの負の歴史として刻まれることになってしまった。



余談

終戦のドラグーンという名前だが、能力は明らかに次の戦争に向けた兵器の改造である。コワイ。

また、「攻撃力を+1する」という珍しいテキストの書き方をされている。
他のカードから考えても、「+1/+0する」という書き方の方が適切だと思われるが、何故このカードだけこのように書かれているかは不明。