おんJシャドバ部 - 邪悪なる妖精・カラボス

永遠静寂を与えようか
邪悪なる妖精・カラボス
コスト:6フォロワー
クラスヴァンパイア
レアリティレジェンド
タイプ-
パックWLD
CV深見梨加
イラストレーター虹原
進化前
攻撃力6体力6
ファンファーレ このバトル中、自分のリーダーは、「ターン開始時に自分のPP最大値は+1されない」と、「自分のターン終了時、相手のリーダーに1ダメージ。カードを1枚引く」を持つ。(リーダーはこの能力を重複して持てる)
進化後
攻撃力8体力8

フレーバーテキスト

セリフ

2017/11/29〜2023/3/8

概要と解説を与えようか

第5弾カードパック「ワンダーランド・ドリームズ」にて登場したレジェンドのヴァンパイア・フォロワー。

PP最大値が増加しなくなるデメリットと自分のターン終了時に相手リーダーに1ダメージ+1枚ドローのリーダー付与の効果を持つ。

リーダー付与効果のため打ち消されることがないので、コンスタントにドローとダメージを与え続けることができるのは強力である。しかも重複するので3枚使えば毎ターン3ドロー&相手に3点ダメージができ、とても強力。特に相手のライフが少ない状態ならこのリーダー効果だけでプレッシャーをかけられる。

反面デメリットとして最大PPが増えなくなってしまう効果がある。つまり、6ターン目にこのカードを使えば最大PPがずっと6のままである。そのため、このカードを早めに使いたいなら7マナ以上のカードはほとんど入れることができない。*1

このデメリットのためかこのカードはほぼアグロヴァンプで使われている。アグロの弱点である手札の枯渇を解消してくれるありがたい存在。顔面へダメージを与えてくれるのもありがたい。

ナーフ前は6/6/6とかなりの優良スタッツだった。6/6/6と言えばクソザコ貴族偽イージスなどの不甲斐ないカードが多かったが、このカードはそんなことはなかった。それほどヘイトを稼いだ感じはしないがなぜかナーフされた。他にナーフすべきカードがあるんじゃないんですかね・・・。


2023/3/8にナーフ解除がされた。スタッツが元に戻ったが、ハンドレスなどにはアンチシナジーであり狂乱でも6t目にやることではないため、普通のデッキには採用されることはないだろう。

余談と元ネタを与えようか

カラボスとは、チャイコフスキーが作ったバレエ作品「眠れる森の美女」に出てくるキャラクターであり、悪役である。眠れる森の美女は童話として有名だが、民話のためストーリーには様々な種類のパターンが存在し、作る人によって出てくるキャラも違う。*2
ストーリーを要約するとオーロラ姫の誕生により、盛大な洗礼の式典が行われ、妖精たちがそれぞれオーロラ姫に授け物*3を渡していたが、唯一洗礼にハブられていた邪悪な妖精カラボスは怒り狂いオーロラ姫に20歳*4の時紡ぎ車の錘が彼女の指を刺して死ぬというなんとも微妙な呪いをかける。*5カラボスの呪いの力は強すぎて、結局は指を刺すことになってしまうが、幸運にもリラの精だけはまだ姫に何も授けていなかったため、死なずに100年間の眠りについたあと、いつか王子様がやってきて、彼の口づけによって目を覚ますという呪い魔法をかけた。その後なんやかんやあってオーロラ姫はデジレ王子と結婚してハッピーエンドである。ちなみにカラボスは、原作版では非暴力的で愛すること・考えることを重視しているため打ち負かされたりはしないが、改訂版では普通に打ち負かされてしまう展開もある。

詳しくはこちらで
眠れる森の美女 (チャイコフスキー)-wikipedia