ベーシックカードにて登場したブロンズのロイヤル・スペル。
相手フォロワーに自分の場のフォロワーの数と同じダメージを与える効果を持つ。
大半のホモはこのカードを見たら「弱いカード」と評価するだろう。その原因をあげるとまず、2マナスペルなのに2ターン目に発動するのはきついことである。2ターン目に発動する場合は1ターン目にフォロワーを出す必要がある。しかも、そこまでして与えられるダメージはたったの1ダメージ、割りに合わないとかそういうレベルではない。他の2マナは大抵2〜3ダメ与えられるのに比べるとホント酷い。
次に、使いたいときに役に立たないことが挙げられる。例えば、相手の体力3のフォロワーを倒したいとき
火遁の術なら普通に使えばいい。しかし、このカードの場合は自分の場にフォロワーが3体以上いなければ破壊することができない。様々な状況において安定したダメージが与えられないことは結構致命的である。さらにフォロワーを場に出す手間がある分、
義賊の流儀以上に使い勝手が悪い。
強いてこのカードの利点を言うなら最大5点与えられることか。2マナスペルで5点は破格。しかし、5点を出せるようになるのは明らかに終盤なのだが。
なお、現在は2コストダメージスペルには
白刃の剣舞があるので、ますますこれが採用されることはなくなっている。「2ターン目に切っても役に立たない」というのはどちらも同じだが、剣舞の方が圧倒的に高ダメージを出しやすくエンハンスで終盤にも役立ちやすい。
後に登場した第11弾のレジェンドカード
異界を統べる者の効果で他クラスでも手札に加えることが可能に。さらに統べる者の効果で0コストになる。
「2コストなのに序盤に来ても役に立たない」というのが最大の問題だったので、終盤に0コストになって来る分には非常に有用なカードだったりする。
統べる者自身がかなり終盤にならないと出せないので、フォロワー5体並べるのはそこまで難しくない。特にエルフやネメシスが手にすればほぼ間違いなく0コスト5ダメージをぶっ放してくる。他クラスの方が上手く使ってしまうのが悲しいところ。