おんJシャドバ部 - 自傷ヴァンパイア(UCL期)
《編集履歴》
2020/02/01:自傷バフヴァンプについてを追記。(サンプルデッキ下部)


吊るして剥いで、根こそぎ頂く!!

サンプルデッキ


※UCL期ローテーション(1/27メンテナンス後)のデッキになります。

2/1更新 自傷バフヴァンプ

概要

UCLが始まりおよそ一月。環境に跋扈する式神妖怪etcに嬲られフィニッシュ不足に喘ぎ続けるローテ自傷ゥマ。そんな中
ついにあのレジェンド達が強化された!


フィニッシャーはどうした


告知当時はニーズとの噛み合わなさに不評だったものの、蓋を開ければ節々にバフが響く場面も多い。
当デッキはこの強化された2種にアラガヴィを始めとした自傷組と胎動を組み合わせたデッキになっている。
強い所さん
  • 優秀な除去カードや回復力により、相手のリーサル予測を狂わせられる。
  • マナやイリヤを揃えることによって1Tに大量のバーンにより決着をつける事が可能。
弱い所さん
  • アグロや回り始めた式神などに回復をし始める前に顔を叩かれ決着がつきかねない。
  • 単体で大打点を出せるカード持たない為、OTK等には先に押し負ける可能性がある。
  • 試合時間が長い。

採用カード

主要カード

ウールヴヘジン・アラガヴィ自傷を稼ぐ価値の半分はこの男にある。このフォロワーが控えているおかげで他のフォロワーに進化権を割きやすく、このデッキの真価を発揮できる9〜10T目まで遅延するとなった場合に8Tからの擬似黙示録は非常に優秀。3回復も他のカードと積み重ねれば馬鹿にならないので侵食などと合わせて積極的に狙いたい。
夜を統べる者・イリヤこのデッキでは大体UBがメインとなる。3コストというコンパクトさで除去回復顔バーンをこなすのは額面以上に優秀。フィニッシャーとしても繋ぎとしても活躍できるため、自傷を稼ぐ他に如何にイリヤのUBを使えるかもこのデッキの鍵となる。
仁義の悪魔・ユヅキ本体効果は6コストで2,3面除去というのを考えれば悪くないのだが、胎動を7Tに出したいという際にはやはりPP減少が尾を引く。バフの恩恵はどちらかというとアクセラが1点になった事であり、従来よりも気軽に使え、かつカウントを稼げる2コス除去としての役割が強い。
ディアボロス・アギト目覚めたその魂。疾走や守護も持たず、回復も出来ないというのはやや不器用に見えるが、このカードの一番の役割はリソース削りにある。式神ウィッチが特に顕著だが、5、6Tにルシウス等と並べて4/8程のスタッツで置いておけば進化権や除去札をこのフォロワーに誘導でき、顔面から意識をそらすデコイとして役割をこなすことが出来る。終盤に行くにつれこのカードも腐りやすくなるため、切り所は見極めよう。

自然カード

胎動の魔神潤滑油にしてバーン要員。このカードをいかに安着させるかが一つの勝負の別れ所になる。
荒野の案内人蝙蝠とこのカードのどちらを採用するかというのは依然思案中。ただ2コストの範囲内でロスなくナテラを置けるのは後々の動きに影響していくためこのデッキではこちらを採用した。
インサニティ・マナ実質0コス3点3回復のやべーカード。とはいえ10Tまでこのカードを抱えるか、ナテラを置けていないなら胎動の為に切るかという迷い所もある為扱いには気を付けたい。

自傷カード

アンテロープウォーリアー一部プレイヤーに発作を招く3/3スタッツを持つ自傷要員。序盤は相討ちを狙いやすいスタッツで自傷回数を1、動き次第では2以上も稼げ、後半は2コス3回復と高いバリューを持つ優良フォロワー。
ベアーベルセルク3/3/3の優良スタッツに相手を巻き込む自傷とそれを帳消しにするラスワ回復を持つ一枚。2ドローでの自傷増加や進化での回復量4も優秀な為、後4侵食+これという動きは狙って損は無い。
禍々しき侵食1コス1自傷1ドロー。ナテラがあれば0コス1回復と例の街を思い起こす軽さに見合わない効果。とはいえ単純にカウント稼ぎに使うほか、アラガヴィベアーといった自傷反応系のカードの為にも安易に切るのは控えたい。
マリスバウンサー・バルト本体効果はそこそこのサイズを置きながら5点+自傷と中々の性能。だがやはりアクセラでの除去で使いたい場面は多い。回れば1コス確定除去レベルまでダメージは引きあがる為、安易に小型に切るのは控えたい。
加虐の独房3コス3ドロー3自傷。このカードを引けるか、3Tに置けるか等試合展開を大きく変える重要なドロソ。
血の取引自傷を稼ぐ要因としては2コス2ダメはやや重い。が、ルシウスやバルトといった誤魔化しに使える小粒もいるので隙は埋めやすい。悪夢の始まりに差し替えるのも要検討。

その他カード

ヴァンパイアスレイヤー・ルシウス今のローテヴァンパイアが斜陽である為比較的目立っていないが、1コストでこの進化効果で3/4スタッツになるのは犯罪級である。前述のアギトとの併用等々除去は勿論、独房といった他のカード設置のサポーターとして十二分なフォロワーである。とはいえコントロール気味のこのデッキでは序盤より中後半にかけて引き込みたいカードである為、2枚に減らすのも環境次第ではあり得る。
シヴァ回復もバーンも喉から手が出るほど欲しいこのデッキに置ける救世主。ただ6コストはやや重いため、置ける盤面づくり、置くタイミング等はしっかり意識したい。
ブラッド・コア10回復という派手な回復量を持つアミュレット。従来はやや扱いにくい印象だったが、ルシウスやアラガヴィの追加によって扱いやすさは格段に上がった。序盤の自傷や相手の攻撃を帳消しにできる一枚なのでなるべくきっかり10点回復を狙いたいものの、温存しすぎてそのまま疾走に仕留められるということも多いので発動タイミングには要注意。

採用検討枠

至高神・ゼウス一見するとアラガヴィやルシウスといった進化回数に貢献できるフォロワーがいる為相性が良いように見える。が、10T目まで手札で腐り続ける、稼げても4回程度、打点としてはあまりに不安定etc…といった欠点が現れる為採用は見送った。ヤブンフニカル等を採用するという手もあるがそこまで行ったら自傷じゃなくてええやろ…という風に落ち着いた。
魅惑の一撃ユヅキ等との兼ね合いで採用を見送っているが、リオード対策は勿論、ルシウスにバフをのせる事でクオンや天后を取れるようになる等影響はそこそこに多く、調整次第では入れたい一枚。
クーガークローガール7回自傷すれば3コス分割可能な9点と凄まじいコスパではあるのだが…。自分自身が自傷を稼げない点や盤面を固めるには体力2が心もとないなどやや輝きにくい環境であり採用を外している。

プレイング

マリガン

ここでは共通してマリガンで意識したいカードのみ記載。クラスやデッキタイプ事に意識したいマリガンは後述。
最優先
  • 加虐の独房 先攻後攻を問わずこのカードを引けるかで自傷カウントも手札事情も変わる。多少大胆にマリガンをしてでも引いておきたい。
優先
  • アンテロープウォーリアー 2Tの動きとしては抜きんでて優秀。先行時ならば除去されずに2回自傷を稼いで相手のフォロワーに相討ちを強要する等抱えて損は無い一枚。
  • 荒野の案内人 次いで2Tに置きたい一枚。やはりマナ温存等を考えると2Tに置いておくことで胎動に違和感なく繋げられる為、序盤に引いておきたい。
  • ルシウス 後攻ならば控えさせておきたい一枚。遅れてきた独房等を置きやすくする等できる仕事は多い。とはいえ、このデッキではゴブリンのように序盤に切るには惜しい性能である為、1〜3Tではあまり仕事が出来ないのが難点か。

試合の流れ

1〜3T ここでいかに自傷を稼げるかで今後の動きも変わる。理想を言えば2Tはアンテ案内人、3T独房となるが、ロイヤルのような相手には独房よりもベアーベルセルクなどを優先しても良いかもしれない。マナについては基本的に温存したいものの2Tの動きが無い、侵食とベアーが手札にある、案内人がいない等を考慮して割るのも適宜判断したい。

4〜7T 基本的には進化をしつつ自傷カウントを溜めていき、7Tに胎動の魔神を置けるのが理想。胎動を見据えるならばナテラを置くのは勿論、事前にある程度フォロワーを横並べて大型1体ポン置きを許される盤面を作りたい。アギトも6T頃には6,7程溜まっている事も多いため、無視しにくい中型フォロワーとして相手に圧をかけさせ、後々の動きに繋げたい。

8T〜 このデッキの独壇場ともいえる期間。バーンも回復も豊富になる段階ではあるが、アラガヴィの黙示録は相応に隙をさらす為、なるべくイリヤやアンテロープといった小粒の回復で場を固めてからの一掃をこころがけたい。10T目のインサニティはもちろん、胎動によるバーンは重要な打点である為、血の取引の温存や安易に手札を切らないのも重要となる。

有利・不利

対エルフ

対ロイヤル

対ウィッチ

対ドラゴン

対ヴァンプ

対ネクロマンサー

対ビショップ

対ネメシス

まとめ

バフは意味がなかったかと言われればそんなことは無く、どちらも使いどころは確かに増えた。…がしかし、依然として自傷ヴァンプが抱えるフィニッシャー不足の問題を凌駕するにはまだ足りないと投稿者は感じた。それでも勝てる時は4,5連勝続いたりと従来よりも幅は広がった印象はある。
このサンプルデッキもまだまだ幾らでも調整によって強くなる可能性を秘めていると思うので、誰か強いデッキ作れたら教えてください!なんでもしますから!