第25弾カードパック「極天竜鳴」にて登場したゴールドのネメシス・フォロワー。世界の扉・ティルのリメイクカード。

デッキから引いたり出したりして共鳴を大きく操作できる、共鳴軸のカード。

• 共鳴状態で出す

ファンファーレで非共鳴に→次ターン開始時ドローで共鳴状態。

• 共鳴状態で出して進化

ファンファーレで非共鳴に→進化リクルートで共鳴に→終了時効果で非共鳴に→次ターン開始時ドローで共鳴状態。

• 非共鳴状態で出す

次ターン開始時ドローで共鳴状態。

• 非共鳴状態で出して進化

進化リクルートで共鳴に→終了時効果で非共鳴に→次ターン開始時ドローで共鳴状態。

と、どう使っても（他に共鳴を弄らないなら）進化後のターン終了時効果が働くし次ターン開始時に共鳴状態になる。
最大では共鳴状態で進化することで1.5共鳴稼げ、これは次元の超克者・ユアンに並ぶ高効率。
進化時効果は「元のコスト2以下」なので、2コストのフォロワーを差し置いて1コスト以下のフォロワーが出てくる場合がある。


共鳴軸のカードだが、同期の共鳴軸用カードである勇気の少年・カシムとは実はあんまり相性が良くない。ティル進化でカシムを出すとそれだけではカシムの効果が起動しないのだ。（進化時リクルートで非共鳴→共鳴になるが、その時点ではカシムは場にいないので効果が誘発しない）
そのため、デッキ内のカシムをただのファイターとして失うようなことになることもしばしば。
逆にカシムが出るのを利用しようと考えるとリクルートの範囲が広すぎることが災いし、1コス枠の奴が代わりに出たり解放の少女・ローザが出たりとクッソ安定しない。
そして何より、共鳴デッキで2コスフォロワーを進化させるなら、非常に有能な進化効果を持つカシムとローザが6枚体制を組めるので動きが競合しがちである。

そのため、残念ながら共鳴デッキではキャントリ付きファイターとしての働きが主になりがち。
そうなると優先的に採用したいカードではなくなってしまうので、採用は見送られ気味である。

2/2/2ながら手札を減らさず、3面展開可能で、デッキを3枚も圧縮するという多機能なスペック自体はかなり有能ではある。
研究や新カード次第で大化けし得るし何よりイラストアドがトップレアなので今後の動向に期待したい。