まあまあ……ですね
効果一つ一つのパワーは高いものの、ガチで戦うならやはりランダム性の塊というのは痛すぎる。
「何の効果が出ても強い状況」というのは言い換えれば「どんなカードを投げてもいい状況」なのであえて掌握者を使う必要は薄い。
また、メリット効果だけ出るならともかく自盤面を巻き込むAOEがあるので優勢でも安心してギャンブルできないのも辛いところ。
高コストのフィニッシャーとして活用するにもそもそもコストが高くなるかどうかすら分からない。
構築では主に
操り人形系デッキのような、マナカーブ全体が軽く終盤のバリューが低い札が多いデッキでお守りに採用される程度。
デッキ内の引きたくない1コストのカードが平均5コスト前後のパワーを発揮して打点になるカードに化ける。特にそういうデッキは盤面が狭くなりがちなので、1面空いているだけで使えるという性質とも相性がよい。
総合的には単体でのパワーは悪くないものの、シナジーを考えにくく構築では力を発揮しにくい悲しみを背負ったカード
だった。
終焉の黎明。破局の閃光が轟いた。 灰燼の息吹が、寂滅の羽音が、万有万物を燼滅する。. 旧き世界の破壊を以て、新生なる創造が始まった。. |
相手のデッキをライブラリアウト寸前まで消滅させる
アルティメットバハムートが実装。
それに伴い、バハムートでデッキを消滅させつつ回復と盤面処理だけを行い相手のデッキ切れを勝ち筋にするコンシードデッキが成立。
ゲームへの影響力が高いカードを常にデッキ内に10枚補充し続けることのできる掌握者がその戦い方にぶっ刺さった。
相手のデッキをリソースとして見て、それを奪い取ることで相手の勝ち筋を消滅させるのがアルバハ特化デッキ。
それからすれば掌握者は、一度進化するだけで無限のリソースを捻出し続けるのに等しいという圧倒的なメタっぷりを見せる。
可能性を滅ぼす究極竜と可能性を創出する時空の掌握者という大怪獣バトルを繰り広げ、Tier1デッキに対する致命的なメタカードとして活躍の機会を得た。
同弾では元のコスト1コストのカードを容易に確定サーチできる
大望のミニゴブリンメイジ、コストの気に入らない掌握者をデッキに帰還させられる
勇気の少年・カシムなど掌握者のランダム性を制御しやすくなる追加にも恵まれている。