おんJシャドバ部 - 事前ナーフ



概要

事前ナーフとは、文字通りカードが実装される前にナーフをされること。またはそこから派生してあまりにも弱すぎたり噛み合わなさすぎるカードを揶揄する言葉。

前者

我々の愛するシャドウバースにおいて、開発陣が入念なテストプレイをし全く何の問題もない状況までカードの能力を調整してリリースしているのは皆さんご存知の通りである。しかし入念なあまり調整が完了する前にカードの情報が発表されてしまうことが稀に起こる。実例としては上記画像の堕天使・イヴリシアギガントパスチャーが挙げられる。この2枚は実装前と実装時でそれぞれスタッツが2/2/2→2/2/1に弱体化,リーダーへのダメージ削除と能力が調整されている。*1スノーホワイトプリンセスも発表段階で誤植として進化時スタッツが+2/+2となっていた事例がある、らしい *2
まあ+1/+1の実装版ですらナーフされたのだからさすがに誤植だろう
他にもドラゴニックメイル・ギルヴァは実装前8コスト→9コストになった痕跡が見受けられる。(コメント欄より)

また他にもウーシンマスター・クオンは能力調整でリーダーにもダメージを与えられるようになったが、これは開発段階で1度削除した能力ではないかと推測されている。
その理由は以下の紹介動画にある。
何故かエリカの体力が9点という中途半端な数値であり、なおかつリーダーにもダメージを与えられていれば倒せる数値であることがこの説の根拠として挙げられているのだ。


他にもナーフではないものの開発段階で強すぎると思われたカードへの対処としてクロスオーバーにおいてクロノウィッチ竜の託宣が制限カードに、ジェムオブフォーチュンでは《吊るされた男》・ローフラッドが出禁カードに指定されている。

後者

人々をその弱さで魅了してやまない映えあるネタカード達の中でも、なんでそんな噛み合わない能力にしちゃったの?的な印象を持たれるカードに対して「あまりにも強すぎて事前ナーフされた」と揶揄されることがある。
これが顕著だったのが竜槍の戦士・ローウェン
周年記念かつ今までのキャラクターの再登場という盛り上がるパックにて発表されたデフォルトスキン達のカード化という最高に盛り上がる舞台だったのだが、

・他の7枚と比べて明らかにカードパワーが劣っていた事
・他の7枚と異なり進化効果を持っていない事
・そもそもの効果の噛み合わなさ

と言った点から多くのプレイヤーが大きく落胆することになり、現実逃避からか「実は覚醒時効果だったが強すぎて剥奪された」「実は進化でppブーストだったが強すぎて剥奪された」等の憶測を読んだ。

時が流れ、天象の楽土ブレイズフレア・マーズというカードが登場。
イラストは人気キャラだけあってかなり強力なものだったが、「能力発動に厳しい縛りがあるのにリターンがフォロワーを+1/+1するのみ」、「そのバフもプレイに反応しない/指揮官に反応しないと使いにくさが目立つ」と到底実戦で使えるようなカードではなく、昨今のカードにしては珍しく強い部分がほぼ見受けられなかった。そのため彼女が事前ナーフの名を受け継ぐことになった。(要出典)

なお実際にローウェンが覚醒時効果にした時の強さはご存知のとおりであるし、マーズもバフを受けた後は環境の一角として多くのプレイヤーに使用された。パスチャーやクオンも事前ナーフ解除後同じく環境で活躍したことを思うと運営の事前ナーフの嗅覚はかなり鋭いのかもしれない。マーズは魔改造の域に行ってる気がするけど

事前バフ

対義語として「このカード弱すぎるな…」と予測した時に行われたであろう事前バフがある。
例えばSwitch版ではROB環境でパッとしなかったスカルフェイン蝿の王カグヤの3枚がアプリ版から上方修正を受けて実装された。
また逆にSwitch版のカードが災禍を超えし者でアプリ版に実装された際にはイグニスドラゴンダークエンペラーを筆頭に大半のカードが令和仕様に事前バフされて登場することになった。
他にも博愛の翼人昏く淀む者・タルタロス廻り出す運命といったカードに実装時スタッツが上げられたりコストが下げられたりした疑惑がある。(コメント欄より)