汚名返上
軽く確定サーチも容易な
暗影の巫女・エネス、2コス3点1ドロー+AF埋めの
ヘヴンライダー、1コス2点+AF埋めにアギルと同条件でバーンも付く
熱線の支配、容易に0コストまで下がり埋めるAFも強力な
エレクトリックライノなど、ネメシスの
リサージェントカードは相性のいいカードが揃っていた。
毎ターン3ドローと3PPを供給し、多数のバーンカードを毎ターン次々と連鎖させる効果は文句なしに強い。
アディショナルでは自壊カード兼6コスト10打点の
天咆剣・ダインも加わり、溜め込まずとも18点以上のOTK級の打点を出しやすくなった。
AFネメシスの中核を為すカードとして打点の安定感・上限値両方に大きく貢献していると言えるだろう。
しかし、付与に実質バニラ同然の3/3/2に進化を切る必要があり隙が大きい点は新カードを以てしてもあまり改善されなかった。
環境でよく見られるバフドラゴンやカステルエルフなど序盤から攻めてくる相手に隙を晒してしまうのは無視できない欠点。
デッキ全体の防御力は決して低くないが、上記のような相手に晒した隙を帳消しにできるほどではない。
そのため序盤に削られて生じたロスを取り返すのが難しく、逆転勝ちも不可能では無いが結局押し負けるケースが多い。
また、アギルの問題ではないがAFネメシスのお約束として操作の所要時間の長さも欠点。
劣勢の際にも考える前に動き出して適切な状況判断を行う必要があり、
回すプレイヤー自身にもそれなりの負担を強いてくる。
RSL環境ではダークアリスなど一部のカードの処理が長すぎるため短くするなどの処理がとられたが、AFは個々のカード処理の長さではなく、1ターンのプレイ枚数の多さに起因するため調整は難しいだろう。
総括すると「ちゃんと活躍できるようにはなったが、残った欠点はどうしても気になる」と言ったところ。
入れ替わりで落ちたヴァーミディアが恋しい