おんJシャドバ部 - 紫紺の創造者・エンネア

わたしは……ガラクタじゃないです

怖いこと……しないでください
紫紺の創造者・エンネア
コスト:2フォロワー
クラスネクロマンサー
レアリティレジェンド
タイプ機械
パックヒーローズ・オブ・シャドウバース
CV水瀬いのり
イラストレーターラエル
進化前
攻撃力1体力1
ファンファーレ 頑強のマンマル1号1体を出す。(これを含めず)このバトル中にプレイした自分の機械・カードが10枚以上なら、自分の場の他の機械・カードすべては「ラストワード プロダクトマシーン1体を出す」を持つ。守られた幸福1枚を手札に加える。
進化後
攻撃力3体力3

フレーバーテキスト

トークン

概要

第32弾カードパック「ヒーローズ・オブ・シャドウバース」にて登場したレジェンドのネクロマンサー・フォロワー。紫紺の抵抗者・エンネアリサージェントカード

能力はリサ元とあんまり変わらないが、専用スペルが加わるのは自身を含めない機械カードを10枚プレイしている場合になった。
専用トークンである頑強のマンマル1号はリサ元のようなダメージカットを引き継いではいるが、ダメージカットが「2以上を1にする」から「3以上を2にする」に変更されているため、進化していないと体力が2しかないこのカードはあっさりワンパンされてしまう。頑強・・・?
専用スペルである守られた幸福を併用すればリーダーに対するバリアが付き、エンネア以外の機械フォロワーのスタッツが全体的に強化され、顔バリアとマンマルの上がった体力で耐久力は大きく向上するのだが、耐久した先にあるフィニッシャーと思われる禁絶の光・ニコラが問題点が山積みなためフィニッシャーとしての役割はあんまり期待できないし再生の親愛・ルベルの殺意が高いけど盤面を埋めるのもあんまり相性が良くなさそうだしそもそも機械をエンネア含めずに10枚プレイってその頃には決着ついてそうやし機械ネクロは環境的にはそこまで止まりやろなあ・・・

で、実際は?

リハクしました。

普通にヤバいカードだった。機械ネクロは環境トップメタデッキになり、エンネアはこのデッキのキーカードとして採用されている。
まずマンマルの耐久力であるが、何も補正がなければワンパンされるのはそれはそうだが、守られた幸福を1回使用すればその時点で体力が5になるため、2回までなら耐えられるだけの耐久力を得られ、守られた幸福を重ね掛けすればそれだけ耐久力が大きく向上する。
エンネア自体のコストも2コストと軽いため試合の後半ならば複数並べられ、体力の高いマンマルが複数並んでいるのを全部突破するのはなかなかに困難。
マンマルはネクロマンサー・フォロワーなため転生の毒林檎で復活するのもポイント。
さらにエンネア自体は意思の共有のサーチ対象になるため、フロートライダーと合わせて確定サーチをすることが可能。共有でサーチをした場合は0コストになるのも噛み合いが非常に良い。
盤面を埋めがちになるのは、逆に言えば墓場が溜まりやすいということでもあり、ネクロマンスを大量に消費するカードとの相性も良い。

だがそんな潤沢な墓場を豪快に消費できるフィニッシャーなんてあるわけが・・・





あるんだよなあ・・・
再生の親愛・ルベルとの相性は悪いどころか最高であり、4コストで13点というイカれたコストパフォーマンスを発揮するには墓場が合計20必要なのだが、機械ネクロは戦術の通り非常に墓場が溜まりやすいデッキなためエンネアの盤面が全部突破されたとしても待っているのはフルパワーのルベルによる13点攻撃である。
さらに、ルベルのトークンであるリボーンアニマルズはラストワードで2回復か2コストのフォロワーの回収がランダムで発動する能力があり、耐久デッキである機械ネクロの場合は2回復が普通に嬉しいし、何よりエンネアが2コストであるためエンネアを複数回収してまた耐久することも可能。

そんなに耐久に耐久を重ねてどうするのっていうと始原の機械神エンハンス本体能力があり、エンネアの発動条件のために機械カードを多くプレイする都合上、機械神を出せるころには大火力は余裕で出すことができる。

総括すると、耐久力・フィニッシュ力どちらも高いデッキのキーカードとして成立しており、機械ネクロの顔に恥じない八面六臂の大活躍をしている。
ちなみにニコラサルベージがエンネアと競合するため不採用にされている。

関連項目