第30弾カードパック「オーダーシフト」にて登場したシルバーのネクロマンサー・スペル。

大腕の沙汰に似た、破壊されたフォロワーを手札に回収するスペル。1コストにして2枚回収という破格の効率、なのだがその代償として回収した手札はそのターンに使えないと捨てられてしまう。一時的に死者の世界への門を開くが、さっさと召喚しないと門が閉じて呼べなくなってしまうようなイメージだろうか。

単純に使う分には回収対象があまりに定まらずに使いづらい。スケルトンやゾンビみたいなのが手札に来てもね……

運用としてはやはり沙汰同様、葬送や融合のような手札のフォロワーをコストに充てるカードとのコンボが本領。門が閉じる前に無理やり引き摺り出して有効活用してやろう。
この場合は純粋に1コストにして2枚分の手札を得するというお得なカードとして使えるし、運よくそのターン中に使いたい手札が来てくれればもっとお得である。
オーダーシフトのネクロは融合軸と葬送軸がプッシュされているあたり、運営としてもこういった用途を想定しているのだろう。

墓地にフォロワーがあまり落ちていない序盤では一部の対象を確定で再利用するのにも使えるのもミソ。
例えば2ターン目に甘味の死霊術師から適当なネクロマンサー・フォロワーを葬送、返しのターンで甘味が破壊されたとする。この時に死門を開いてやれば、甘味と葬送したフォロワーが確定で帰ってくるので手札を減らさずもう一度甘味をプレイ可能という寸法。

また、回収したフォロワーはターン終了時に勝手に捨てられてくれるため、これ自体＋回収したフォロワー2体で墓地を3つ稼ぐだけのスペルとしても使えないことはない。地味ながら墓地肥やしの効率としてはかつてのクランプスと同等である。


なお死門を繋ぐ者とはこれと言って関係なくシナジーもほぼない

カード名はｹｲｵｽｿｰｻﾗｰ(ﾊｲﾚｱ)
珍妙な笑い声が特徴的な人物。暗獄界に生きる様々な危険生物をミスタルシアに召喚し世界を滅亡させようとしている。イラストではカオスシップを召喚している様子も。
普通ならただの低レアカードとして流されるだろう。が、4コマのバハムートでなかなかに登場機会の多いキャラ。

ベビーフェルパーを巻き込み暴れるヤツらの一人。
その中でも暗獄界の力を用いて世界滅亡を企むとりわけ危険な人物。
天人仮面による制裁を受けたことで記憶喪失となり危険思想は鳴りを潜めベビーフェルパー、スピネと仲良くなる。

最終的に記憶を取り戻してしまいまたも世界を滅ぼそうとしたため、スピネの全力攻撃を受け退場した。